とやなべ・たわし | Sound Branding Director

▷某FM局のディレクター ▷選曲家 ▷DJ ▷音楽で空間をプロデュース ▷音楽で暮らし…

とやなべ・たわし | Sound Branding Director

▷某FM局のディレクター ▷選曲家 ▷DJ ▷音楽で空間をプロデュース ▷音楽で暮らしを豊かに ▷https://linktr.ee/toyanabetawashi

最近の記事

だいたい2秒で出来ること

タイパ、タイムパフォーマンス という言葉をよく聞きます。 「費やした時間に対して得られた効果の割合」ということで 短い時間で高い効果を得られれば「タイパが良い」。と言ったりしますよね。 時は金なり という言葉は昔からよく聞きました。 時間は大切なものだから金銭と同等の価値があるよ。 だから、時間をむだに費やしてはならないんだよ……. byベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家) そうでした。そうでした。 Time is moneyの日本語訳なんですよね。 時

    • ポケットの中では......

      ラジオは、パーソナリティさんの声とBGMと音楽のそれぞれのボリュームを 調整しながら放送しています。 この調整する機械をミキサーと呼んでます。 「ミキサー」や「ミキシング・コンソール」や「音響卓」、「音声卓」、 「Mixing Table」などと呼ばれています。 比較的大きなセットを(ミキシング)コンソールと呼ぶ場合も 多い感じがします。 現場では「ミキサー」や「卓」と呼ぶことが多いです。 この「卓」に、パーソナリティのマイク、ゲストのマイク、BGM、CDなどの楽曲音

      • 曲の終わり方の書き方

        瞼を閉じると、光の残像が見えるように 瞼を閉じると、音の残響が聞こえたりします。 広いホールで演奏された楽曲の、ドラムの最後の 「ダンッ」という音は、「ダンッ」という短さで終わりますが、 その「ダンッ」が空気を震わせ、振動となり、ぼくらに届くのと 別に、ぼくらを軽々と飛び越え壁に「ダンッ」とあたって 跳ね返った小ぶりの「ダンッ」や、それがまた壁にぶつかりもっと小ぶりの「ダンッ」としてあちこちからみんな遅れてやってきて、 最初の「ダンッ」に追い鰹のよろしく、音の上乗せがされて

        • .  でいくか _ でいくか

          フリーランスで活動するうえで、本名でいくか、 クリエーターネームでいくか。 よし決まった!とさっそくnoteをはじめようとした私が次に直面した問題が アカウント名 アカウントってなんですか?と聞かれたら、アカウントはほら、 アレだよアレ! アカウントだよ! と答えたくなっちゃうくらい、 うまく説明できないワードのひとつじゃないですか? 英語でいうところのaccountは、日本語にすると 「口座」となるようです。 口座。たしかに。 ではそのアカウント名で何が問題か、

          街と音、まちのおと

          小さい頃、たくさん音楽を聴いたか、というと 普通……だった気がします。 テレビで流れてる音楽、ラジオから流れる音楽、お家で流れてる音楽など 普通に触れ、でもたくさんウキウキした記憶はほんのり残ってます。 ある時から、きっと高校生くらいから 猛烈に音楽にのめり込み、レコードを集め、 FMラジオの世界に飛び込んでからは、365日ほぼ毎日 音楽を聞き、音楽を聴き、 悩める時も、健やかなる時も音楽に触れてきました。 となると、通勤の時もイヤホンをして〜 という文脈になりそうな

          名前が、ない

          私はFMラジオの番組を作るフリーディレクターです。 とやなべ・たわしと申します。 長年ラジオの世界でディレクターとしてお仕事をさせていただき、 はじめは「制作会社」の〜さん。あるいは「〜局(放送局)」の〜さん。 「〜(番組名)」の〜さん。 フリーランスになってからは 局名や番組名がいわば所属先のような形で身元を保証(?)してもらっていたような。 さて、と。これからを見据えて新しい分野にも挑戦したり、 個人として発信していこう!と思って気付いた 「名前が、ない」。 素

          裏方クリエーター、ウン十年目の青き悩み

          わたしの仕事はラジオ番組を作ること。 はじめはADから。 作るよりも、走る。ウロウロする。走る。 数歩で到着できるテレコへも、「走る」。 ……から、「作る」へ。 コーナーを任され、選曲をして、中身を作るようになり ディレクターとなり、番組を任され、 新番組を「作る」。 編成方針に基づく局のオーダーで「作る」 ……から、「創る」へ。 これまでにない新しいものを。 コンセプト、企画……番組の始まり方に、 カッコいい曲のかけ方。 そして時代にフィットするメッセージ。 アイ

          裏方クリエーター、ウン十年目の青き悩み

          noteはじめました

          はじめまして。私は某FM局でディレクターを務めています。 ラジオ一筋ウン十年。声と音で季節や時間を彩るお仕事をやってきました。 でも最近、「ラジオ離れ」なんて寂しい言葉を聞いたり、SNSにポッドキャスト、音楽のサブスク化……でこれからの生き方、仕事のあり方、あらためて考えていました。 フリーランスでラジオ番組を作りながら、自分はどの方向に進んでいくべきなのか、自分にできることはどんなことなのか。そもそも自分は何がしたいのか。興味あること、ワクワクすること。頭の中に浮かぶ