DJ環境のDX化作戦 その3
本業ラジオディレクターとして番組でのミックスやイベントでのDJが今はメインといえども、キャリアだけは30年近くありますが、あれよあれよという間にDJ環境は進化しまくっていて、確実についていけてません。
アナログにこだわり続けるから!という顔だけはしつつも、
「いつかデジタル化するんだろうな〜、ん?いつかっていつだ?
いつかとおばけは見たことがないってよくいうしね」
と、そんなに切羽詰まって考えていませんでした。
そんな日々にピリオドを打ち、一気に切羽詰まらせたのが
ミックスを録音するための機材が壊れてしまったこと。
録音機材を買うくらいなら、いっそのこと?いっちゃう???
と、はじまったDJ環境のDX化
何を選ぶか、の選び方
たくさんある選択肢の中からひとつを選び取るやり方に
・より必要なものを残すか
・より必要じゃないものを捨てるか
コントローラー か DVS か
現在のDJセット
ターンテーブル x2 , CDJ x2 → アナログ「ロータリー」ミキサー
一番悩んだのはアナログレコードを今後使うか、使わないか
たしかにアナログレコードを持って行ってプレイすることは圧倒的に減りましたが個人的にはやっぱり好き
でもコントローラーを導入したらアナログレコードは使えない
一方、コントローラーがあればPC+コントローラーで
「DJ機材環境が整っていない現場」でも簡単にDJイベントの実施が可能に。
前述した私の本業であるラジオディレクターとして、そこから派生したDJイベントはとても多いのですが、会場となるのは多岐にわたります。
ホテルのラウンジ、ショッピングモール、空き地にゴルフ場……
DJ環境をイチから組み上げるのなら圧倒的に
コントローラーの活躍度は高い!!
でもなぁでもなぁ……
アナログレコード使えなくなるだけじゃなく
ミキサーも「ロータリー」が好きなんだよな〜
そっか、「変わらない」のもあっていいってことか!
結果……
変わらない=レコードつかう、ミキサー使う
変わる=PCで楽曲をコントロール
故に……DVSで決まり!
これなら
PC/Mac内の楽曲を、いままでのセットを使ってアナログレコードの操作感でDJプレイができる!
CDJも可!
なんだ!これでいいんじゃないか
なんだかずっとコントローラー使うことで
「変わった」を手元に置いておきたかったのかもしれませんね
「今」を変えようとするとき、
ガラッと変わってないと、ちょっと不安になっちゃうときがありますよね。
「変える」ということが大事な時もあれば
「変わる」ことが大事な時もある。
日々試行錯誤を繰り返しながら
「変わらない」ところ残しても変われる、と思えたら
ちょっとだけ気持ちに余白が生まれる気がしました。
いいじゃないかいいじゃないか!
たのしみだぞ。もうすぐ届くぞ。