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空間に色を吹き込む

夏が出番が待ちきれない様子で、すっかり街を
浮き足だったみずいろで染め始めています。

街のあちこちで
日常にほんの少しの非日常や未来や大切なこと、
思い出と笑顔を届けてくれる(であろう)
イベントやお祭りが行われています。

ビアガーデンや夏祭りもそのひとつ

ラジオ番組以外にも、現場の演出、イベント制作のお仕事が
あります。そのときに大切になってくる要素が」「音楽」。

ありがたいことに、イベントやお祭りでも、
「場」を盛り上げる「音楽」を大切にされている方々がたくさんいて
選曲やDJプレイに価値を見出してくださるんです。

音が止まると時間が止まる


現場を設営し、チェックが完了し、音が流れ始める
そうすると、場に色が生まれます。

ふと、音が止まった瞬間ってありませんか?

イベントの転換のため、音をとめたり、
トラブルもあるかもしれません。

そんな時、びっくりするくらい
「場」が静かになるんです。

音が止まるんだからそりゃ静かになるでしょ
と言いたいところだと思いますが

静かになるって、ほんとにびっくりするくらい
静かになるんです。

時間が止まる感じ、ここにいていいのか?
あってる?と居場所を見失う感覚。

音が「場」に色を与え、時間が進み出す


すごくわかりやすいところで
レゲエを流すと夏が広がるのは
音楽に閉じ込められていたあの土地のあの空気が
一気にふぁーって、場に解放されるから。

その色をどんな色にするか。どんな色にしたら
どんなふうに景色がみえて、どんな時間が進んでいくか

それがプロデュースで
それが選曲だと思います。

場に色が生まれる瞬間が大好きで
だから選曲が楽しくてやめられません。

現場が終わって、音が止まったとき
色が余韻として残り
風景が記憶として愛されていく

そんな現場がたくさんあったらいいなと思います。

音楽ってそういう魔法があるから

ビールが美味しい季節です

今年は暑くなりそうですね

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