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職員が市長にインタビューしてみよう企画・高岡市長編【後編】

こんにちは。富山県内の県・市町村の若手職員で作るグループ「とやまる」です。
非公式で、職員が高岡市長にいろいろ聞いてみたら面白いのでは、ということからこの企画を実施しました。
前編を読んでからの方が内容が分かると思いますので、前編の様子はこちらからご覧ください。
今回はその後半戦をnoteにまとめていきます。

※トークの内容は当記事作成用に抜粋、編集しています。

【とやまる×高岡市長・後編】

プライベートの過ごし方

青木主査 市長になられてからの体調の変化などはありましたか?

角田市長 市長就任からは、体調が良いと思ったことはないですね(笑)それは子育てでどうしても子ども中心の生活になることもありますし、おかげ様で忙しくさせてもらっているので。

青木主査 休みの日ってあるんですか?

角田市長 土日も公務がありますが、あまり休みたいとも思わないですね。先日休みの日に高岡文化ホールにバレエを妻と一緒に見に行きましたが、公務でもそういった所に行くことはあります。休みだからどうこうということはあまり感じなくて、公用車でなくて秘書課長がいなければ休みだと思ってます。妻はまた違う考えかもしれませんが(笑)

青木主査 プライベートは変わりましたか?

角田市長 あまり変わらないですね。この前、イオンで子どもをあやしてたら、近くに同じように子どもをあやしているお父さんがおられて。一緒にあやしていたら話しかけられたんですが、その時気づいたのか「あれ?市長?」って言われました(笑)

呼ばれ方

山口主任 ところで、市長って呼ばれたいですか?

角田市長 全然。でも、「角田さんって呼んで」って僕が言うのも違うかなあと思ってます。僕は年齢が真ん中くらいなので、副市長や部長さんに、「角田さん」って呼んでもらうのもちょっとなあと。「市長」は固有名詞ですし、呼びやすいのなら「市長」って呼んでもらえば。

山口主任 呼んでほしい呼び方はありますか?

角田市長 「角田さん」でも、「市長」でも、どっちでも。僕は「かくだ」ですけど、「かくた」に名前を間違えられることが多いので、間違えられるくらいなら「市長」の方が良いかな(笑)

山口主任 市長になられるまでは、僕は「角田さん」と呼んだことはないですからね(笑)

角田市長 「角ちゃん」とかね(笑)でも同級生や年が近い人たちは全然それくらいで、これまで通りの呼び方で呼んでもらえれば。地元でも「角田くん」とか、くん付けが多いですかね。

笑顔で答えてくれる角田市長

市職員へのメッセージ

青木主査 今日は高岡市の職員も聞いていますが、若手、中堅の職員へメッセージをお願いします。

角田市長 僕より年下の若手職員は、弟や妹だと思っているので、なんでも相談して欲しいです。逆に兄から弟に相談することもあると思いますし。入庁するとき履歴書に、自分がやりたいことを書いたと思うのですが、自分がやりたい・変えたいことなら、それを実現できるように本気で取り組んで欲しいです。変えられないことは僕に言ってくれたら。

青木主査 伝えたいことはありますか?

角田市長 それで言うと、かっこいい弟や妹になって欲しいですね。僕は職員の身だしなみも気にしますが、それはかっこよくあって欲しいからなんです。弟のワイシャツの裾が出てたら嫌じゃないですか。人に見られて、かっこいいと思われる職員になって欲しいですね。

青木主査 では、市長より年上の中堅職員についてはどうでしょう。

角田市長 僕より年上で中堅と言うと、課長未満くらいですかね。これからの市役所を支えていく骨格だと思います。その方々には、これから高岡を変えていく、持続可能なものにしていくための挑戦をして欲しいと思っています。高岡を良くするためにこんなことがしたい、というのがあれば、皆さんは事業化・予算化する力を持っていらっしゃると思うので、より具体的な話を一緒にしたいと思ってます。

青木主査 なかなか若手職員は市長と直接話す機会もないので、貴重なコメントありがとうございます。

角田市長 そうですか?ちなみに僕は、ランチミーティングはしたくない派です。午後に向けて鋭気を養う休憩時間に、市長とミーティングしたいですか?(笑)もし嫌々参加するのなら休憩してもらった方が良いと思います。自分が誘われるのは全然オッケーなので、昼でも夜でも誘われれば行きますけどね。

とやまるへのメッセージ

青木主査 とやまるは富山県内の公務員の有志の集まりで、今日も他自治体の職員が何人も聞いています。メッセージをお願いします。

角田市長 やはり、市民のことを第一に考える職員であって欲しいのですが、堅くなる必要はないと思います。例えばPTAなど、いろんな地域活動をしている職員もおられ、素晴らしいなあと思います。皆さんは公務員ですが、自分の家に帰れば普通の一市民です。地域の活動に携わることで、市民の方が感じていることに気づくこともあるでしょうし、公務員だからこそ仕事に活かせることもあると思います。富山県、全国の公務員がいろんな活動をしていろんなことを感じることで、良い方向へ向かっていくのではと思います。

青木主査 市長、今日はどうもありがとうございました!

角田市長 ありがとうございました!

今回の内容はここまでになります。
こちらにまとめきれないほどとてもたくさんのことを語っておられ、市長が自身の早口を反省する一幕もありました。
それほど多くを語っていただいた角田市長、どうもありがとうございました。そしてこの場をセッティングしてくださった高岡市職員の皆さんを始め、協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

とやまるの活動については、こちらの記事にまとめてありますので、こちらをご覧ください。
これまでの活動をプレイバック!とやまる座談会
これからも楽しい、そして公務員の仕事が伝わるような企画を実施していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

※トークの内容は当記事作成用に抜粋、編集しています。また、記載の内容は高岡市公式の見解ではありません。

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