「教養としての〇〇」って本への違和感
歴史やワイン、投資などなど。
ググってみれば、「教養としての」という冠をつけた本が色々出てくる。
このタイトルに惹かれて購入してしまう消費者層が、それぞれの分野に本当に興味を持って心から楽しんでいる人たちと”ちゃんと”会話することができるのだろうか?
全ての知識が表面的なものに留まってしまって、
「Aを知ってるんですね!?
てことは、A+についても??」
という感じで一つのテーマを深掘りしていく会話の楽しみなんてないんじゃないか。
結局、お互いがお互いに対して、人間としての興味すらなくして別れる悲しい未来があるように思えてくる。
こうしたシリーズを読み、薄い知識をつけて頑張って話そうとするよりも、経験の浅いことや知識量の少ないことを素直に認め、場合によっては伝えた上で、
・美味しいもの、面白いものに感動する心
・美味しいもの、面白いものに感動したそのナニモノかを表現する言葉や気持ち
を大切にしてコミュニケーションをすることの方がずっとずっと大切だと思う。
ビジネスパーソンのコミュニケーションにとって必要なものの本質は、付け焼き刃の知識ではなく人間性じゃないか。
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