【投機の流儀】ウクライナ緊迫感、株式市場を揺るがしたが動揺は峠を越えた
第1部 当面の市況(1)期間限定の強気見通し
先週末の米国市場は、ロシア・ウクライナの停戦交渉観測でNYダウ(+834、+2.5%)・ナスダック指数(+221、+1.6%)ともに大幅続伸し、相場格言にある「銃声が鳴ったら買え」の動きとなっている。
日本市場は買い先行から高く始まろう。CME日経先物は26960円と、週明けは27000円の節目を意識したスタートとなりそうだ。
ウクライナの地政学リスクが株式市場に影響を及ぼす峠は越え、いよいよ3月16日のFOMCに向けて、市場の