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【投機の流儀】ウクライナ侵攻でロシア軍が苦戦する理由

第1部 当面の市況

(1)激動の3月相場の最終週は如何に?
先週末の米国市場では、NYダウ(+153、+0.4%)・ナスダック指数(▲22、+0.1%)と、まちまちの動きとなった。金利上昇を受けて、銀行株が買われる一方で、ハイテク株には重しとなった。
尚、CME日経先物は28010円。日経先物は3月の配当落ち分を引いた価格で取引されている。3月29日(火)が権利落ち最終日となり、翌30日(水)の権利落ち分は、日経平均で237円程度、TOPIXでは21.5Pとされる。
配当落ち分を考慮すれば、週末現物値より100円程度の上昇で取引を終えている。週明けは、先週末同様に200日移動平均線(2万8274円)を意識しての取引開始となってくる。
今週末から新年度相場入りとなる。過去振り返ると、2021年3月末は2万9178円(▲253円)、新年度初日は2万9388円(+210円)。2020年3月末は1万8917円(▲167円)、新年度初日は1万8065(▲851円)となっている。
2020年は新年度入りから国内機関投資家のポジション調整で大幅下落となったが、その後の相場は上昇基調となった。一方で2021年は新年度から3日営業日は上昇したがその後は下落基調が続いた。
2022年相場の大発会は大幅上昇のスタートとなったが、その高値から3月安値まで約5000円の下落相場の入り口となった。
根拠はないが、最近は新年度相場入り、大発会などの特別な日の単日の動きとは逆の相場基調をその後迎えている。

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