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【LaoBlog】vol.1 募金強化月間が始まります!!

初めまして、東海SIVIO代表の熊﨑雄大です!

本日より、学生国際協力団体SIVIOは募金強化月間をスタートしました👏

私たちSIVIOは、普段の活動としてミーティング・イベント開催・街頭募金などを実施し、ラオスへ教育支援をしております。詳しくはこちらをご覧ください👇

団体の紹介にもございます通り、現在は新型コロナウイルスの影響を受け、オンライン上での活動も行っております。


本日8月1日から8月31日まで、募金強化月間の活動の一環として,こちらのNoteと公式SNSにてメンバーによる毎日投稿が始まります☺️

「我々がどのような思いで活動を行っているのか」
「どんな理念や未来を描いているのか」
など、色々な側面から私たちSIVIOの魅力をお伝えできればと思っています❤️‍🔥


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「私の考える,募金の目的とは...?」

本日のブログでは,SIVIOの募金活動の目的についてお話しします!

SIVIOは2020年2月頃まで街頭募金を行っておりました。繁華街を中心に募金箱やパネルなどを持ち,ラオスの国の現状を伝え募金へのご協力を呼びかける活動です。
みなさんも一度は,街中で募金活動をしている学生を見たことがあるのではないでしょうか🤔

募金活動には主に2つの目的があります。

1つ目は,ラオスの現状や教育問題を皆様にお伝えすることを通して,国際社会の問題に目を向けて頂くことです。

国際社会の問題となると実に幅広く,多くの問題があると思いますが,その中でも社会的な認識の浅い「見えない」世界の問題について認識を広げたいです。
今となっては「持続可能な開発目標 (SDGs)」である程度「見える」化している教育問題ですが,海外の教育の現状や課題を知る機会は,私たちにはあまり与えられていないように思われます。私たちの「見えない」世界を映す媒体としてマス・メディアが存在していますが,メディアは社会的な関心の高い事件・出来事を報道する機会が多いため,比較的センセーショナルでない教育問題は後回しにされてしまいます。ましてや,とある国の,とある学校が抱える問題など,日常生活において知る由もないのではないでしょうか。

ここに私たちSIVIOの問題意識があると思います。日本はあらゆるリソースに恵まれ,学校で充実した教育を受けることが保証されています。当たり前のように学校教育を受ける私たちが,自身が与えられる「権利としての教育」の存在に気づくことは少なく,「見えない」世界は見えないままに留まってしまいます。

格差社会が故に,リソースに恵まれる人々が資源の再分配に寄与することが大事だと思います。そのため「見えない」世界を「見える」ようにする機会を多く創り出すことは,国際協力や教育・社会問題に関心を持つ,SIVIOの果たすべき任務だと思っています。

例え,ラオスの現状や教育問題にご興味を持って頂けなくとも,街中に立つ私たちを見て「なぜ,このように募金活動を行っているか」疑問を持って頂くことも非常に重要であると思います。

夏の灼熱の暑さの中,あるいは冬の寒さが厳しい中であっても,SIVIOは街に立ち,根強く活動をしています。これは妥協や慢心ではなく,SIVIOの本気な姿勢の表れであると捉えて頂ければと思います。この気持ちが1人でも多くの皆様の心に届くよう,妥協せず,日々活動を省察しながら活動できるのが,我々SIVIOです。

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2つ目は,ラオスへの支援のために支援費を多く獲得すること・多くの協力者を増やすことです。

私たちは,主に募金活動とチャリティーイベントの参加を通して,支援金を獲得しています。募金活動で頂いた寄付金とイベント参加費は全額支援費に充てられ,ラオスの教育局監修の下,公的なプロセスを通して送金されます。
皆様から頂いた「お気持ち」は,スタディーツアーでの現地調査等を通し,厳正な支援決定によって支援先の各学校に公正に配分されています。この「お気持ち」というのは,いわゆる頂いた「お金」を表しますが,SIVIOの募金活動は「お気持ち」に価値を置いて活動していることも,この機会に知って頂ければと思います。

第1の目的が支援費の獲得ではない,というのはあくまで私の考えですが,募金は全て「お気持ち」から成り立っています。

というのも,募金活動やボランティア活動は,時折強烈な批判の対象となることがあります。
「わざわざ募金なんかしなくても,みんなでアルバイトをして稼いだお金を集めればいいじゃないか」
「学生の募金はどうせ,遊びや飲み代に使われているだろう」
このような言葉を耳にすることが稀にあります。
これらの言葉は私にとって非常にショッキングです。

効率重視の立場であれば的を得ているようにも見えますが,全くもって正しくありません!!!なぜなら,我々の活動は全て「お気持ち」から生まれているからです。

上で述べた通り,私たちの活動の原点は,ラオスを,あるいは世界をより良いものに変えていきたい,という強い気持ちであり,皆様に問題意識や気づきのきっかけを与えるために募金活動をしています。遊びや飲み代に頂いた「お気持ち」を使うなど,全くもって道理に合わないのです。

綺麗事に捉えられる方もいるかもしれませんが,私たちの活動を通して,ラオスの現状や教育問題への認識を変え,問題意識や関心によって生まれた「お気持ち」が,活動の成果として,「お金」という形で表れているものだと,私はそう捉えています。
だからこそ,より多くの皆様にご理解とご協力を頂きたいのであり,SIVIOの活動理念の1つである「学生間にチャリティームーブメントを起こす」という言葉があるのだと思います。

募金強化月間の起源

新型コロナウイルスは,1年半という長い年月の間,我々に影響を与え続けてきました。チャリティーイベントは開催断念を余儀なくされ,ミーティングはオンライン上へと変わり,街頭募金も諦めざるを得ませんでした。

しかし,昨年の11月頃にオンライン上でのチャリティーイベントを開催してから,全てが変わり出しました。

オンラインを駆使したチャリティーイベントや,感染症対策を徹底した規模縮小のプロジェクトも行われるようになりました✨

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新しい道を模索しながら,様々な活動を再開したことでSIVIOも大きく成長するようになりました!

しかしながらその中で,募金活動というのはどこか遠い存在のような気がしていました。募金活動という,不特定多数の人と人とが接触する活動を,どう対策&実行できるのかが中々見えて来なくて,蔑ろにされていたような感じでした。

東海SIVIOは今年の5月上旬に,前半期の反省を行い,ミーティング・募金・イベント・プロジェクトなど様々な活動を振り返る時間を設けました。

その中で,募金だけ全く納得のできる成果がありませんでした。

私は団体の代表として,コロナ禍でも「できること」を必死に取り組んでいたつもりでしたが,何の成果もなかったことに非常に悔しくなりました。

そこで,関東SIVIOと関西SIVIOの代表2人と,支援の最前線に立つラオス部長3人に提案し,この状況下でもラオスへ根強く継続支援を行うことのできる画期的な取り組みを行うことが決まり,現在の募金強化月間に至ります。

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ここから1ヶ月のSIVIOは,注目に値する学生団体だと個人的に思っています。

募金強化月間がどんな成果があるのか,それによってSIVIOはどんな成長ができるのか,是非見守って頂きたいと思います。

そして,ここまで読んでくださった皆様,皆様のご理解とご協力,そして「お気持ち」が今回の取り組みの鍵を握っています。

皆様から頂いたお気持ちは,私たちが責任を持ってラオスへ送り届けます!

募金活動へのご理解とご協力,よろしくお願いいたします!


最後まで読んでいただき,ありがとうございました!オンライン募金はこちらより,ご協力をお願いします👇

新型コロナウイルス感染症によって,活動制限を余儀なくされている中ですが,
継続的にラオスへ愛と力を送り届けられるよう,
毎日模索を繰り返しながら,支援活動を行っています。

もし,この記事を読んで興味を持っていただいた方は,
募金活動へのご協力をよろしくお願いします!!!

東海SIVIOは,
各種ソーシャルメディアにて,日々の活動の様子を発信しています📷

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公式HP https://www.sivio.org/

ぜひチェックしてみてください👀✨

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