毎朝掃除をしていたら、タバコのポイ捨てがなくなった
毎朝、勤務先の福祉事業所前の道を、掃除している。
それは、ボクの日課でもある。
ここは、大きな公園に向かう、坂道の途中にある。
日中は、とても自然豊かで、子どもたちが遠足に来たりする。
しかし、夕方以降になると、少し様相が変わる。
犬の散歩、駅からの帰宅に急ぐ人、ちょっとした夜遊少年たち・・等々。
事業所の前を、様々な人が通り過ぎてゆく。
早朝、通りすがりに捨てていったゴミを、清掃している。
様々なものが、落ちている。
空き缶、お菓子等の包装紙、・・・
他にも、「なんでゴミ箱に捨てないの?」というものが、落ちているのだ。
その中で、最も多いのが、タバコの吸い殻だ。
”夜に捨て”ては、”朝に拾う”の、繰り返しだった。
そんなことを繰り返して、数ヶ月。
最近、ちょっと変わってきたように感じる。
吸い殻が、落ちていないのだ。
あれだけ、イタチごっこを繰り返していたのに。
見当たらないのである。
ふと、ある話を思い出した。
壊された車が一台放置されているだけで、その地域では犯罪が増えてくる。
これって、他にも通じるところが、あるのではないだろうか。
たとえば、今回の「吸い殻」。
吸い殻が、たくさん落ちている所には、吸い殻を捨てていい心理が働く。
なんだか、そんな気がしてしまうのである。
言っておくが、ボクは「聖人君子」ではない。
だから、ゴミを捨てる人の気持ちもわかる。
きっと、
吸い殻が、全く落ちていないキレイな所には、捨てはいけない心理が働く。
のだと思う。
もしかして、図星かな?
だとしても、うれしい。
ゴミは落ちていないほうが、気持ちいいもんね。
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