たっち

世の中に対して思うことがある。ヨーロッパのどこかに住んでいるエンジニア

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最近の記事

英国の総選挙結果とこれから

英国の政治のことあんまり知らないんですが、知ったかでざっくり書きます。大方の予想通り、そして得票数では予想以上の労働党の歴史的大勝でした。しかしながら、現在のUKは国庫の余剰資金がほとんどなく、労働党が得意とする大きな政府に急に方向転換をするのは難しいため、当面の間大きな政策の違いはないと思われます。 選挙の結果メディア各社がlandslideで形容するように保守党から労働党に急激に票が移った、非常にボラティリティが高い結果でした。これの意味するところは、おそらく多数派の市

    • ワクチン接種の世界地図

      2021.02.07時点での世界のワクチン接種の状況。 灰色の国がワクチン接種未開始またはデータなしです。緑が濃くなるにつれて対人口非の接種率が高いです。ワクチン・ナショナリズムが起こる中、G20に入るような国の中で目立って開始していないのはオーストラリアと日本、欧州とBRIC及び北米はほぼ緑という状況になっています。 こういう一元的な視点で情報を流すのもどうかとは思いましたが、歴史も踏まえて国外の状況があまり知らされていない偏った状況もどうかと思ったので発信することにし

      • 緊急事態宣言ってホントに必要だったの?欧米とは異なる医療崩壊の質

        医療崩壊寸前といわれていたわりに感染者数が少なくありませんか? 自粛がうまくいって、新規感染者数が下向きのカーブに入りましたね。今日、5月11日は東京都の感染者数が15人だったそうですね。このまま0人になる日もそう遠くないかもしれません。緊急事態宣言なんて必要なかったんじゃないかという声も時々TVからちらほら聞こえてくるようになってきました。喉元すぎれば熱さを忘れるとはこのことでしょうか。このまま放っておけば世論は、恐怖とヒステリーの連鎖から一気に開放されて、そもそも緊急自

        • もう9月に何も期待しないでくれ

          世間ではにわかに欧米と同じ9月入学・始業を導入しようと言われ始めています。しかし、これはオンライン授業が実施できていないという課題を解決をしてくれるものではなく、問題意識を転嫁された解決策という気がしています。つまり、新型コロナウイルスによる学校閉鎖に際する学びの確保のための銀の弾丸としては機能しない可能性があります。導入の手段や順序に際しては慎重に。 現在入学済みの生徒を9月始業にすることについては、卒業の遅れについて配慮をする必要があります。20年入学時点で6歳の生徒の

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        • 読みもの
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          誰といつどこで会ったかメモしよう

          私はコロナウイルス渦中のヨーロッパに住んでいます。ほとんど人に会わないので「誰に会ったか」分かる状態ですし、そのような状態を保つのは大事だなあと思います。 日本、特に都市部は外を歩けばそれなりの人だかりに遭遇するのが当たり前だと思います。こちらはまず外出する機会が少ないです。最近は仕事を含めほとんど家から出ません。今日は10日ぶりに買い物に行きました。それから人口密度が低く、家から出てもすれ違う人は覚えていられるほどです。あなたが外出先で接触した人が他の誰と接触していたか、

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          ほうっておけない「誰に投票しても変わらないでしょ」

           今回の参議院選は48・80%と戦後二番目に低い投票率だったそうですね。「誰に投票しても変わらないでしょ」という、投票に行かなかった人の堂々とした街角インタビューの声を聞くとかなり挑戦的だなあと思います。なぜなら、私には、そういった人たちが自分が投票に行くまでの下調べをする努力を怠っていることを棚に上げて、「僕が・私が投票へ行かないのは、施策の違いを解りやすく説明しない側のせい。私に投票に行かせてみせなさい」と言っているように聞こえるからです。私には「平和は市民の常々なる努力

          ほうっておけない「誰に投票しても変わらないでしょ」

          旅の心得

          皆さん普段どのようなところにどのような旅行をしていますか?リゾートでまったり?旧市街・遺跡巡り?美術館巡り?国内・海外?私は最近久々にまとめて旅行をしました。以前の旅行から間が空くとついついコツを忘れがちなのでメモがてらにまとめてみました。主に海外への都市周遊型旅行に最適化されていると思います。 行ったことある国: ガイドブック地球の歩き方: 写真情報が少なめで、ライターのお気持ちは多め。中高年に人気の印象派の作品が多い美術館はページが多くさかれる傾向がある。これは、地

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          憲法記念日

          昨日は憲法記念日でした。自分の中で護憲か改憲か結論が出ていませんが思っていることを取りまとめておきます。 - 私は元々護憲派 - 改憲派の本も読んでる - 自衛のための軍とPKOのための軍や災害派遣のための軍が一緒になってしまっていることが国民の議論を難しくしてしまっていると思う。分ける方針で議論しては? - 安倍さんはいたってまともだけど、取り巻きの団体が極端な意見の持ち主。こういう人たちと一緒に日本の未来をデザインできると思えない - 71年守られてきて何度か改憲のチャ

          憲法記念日

          電車遅延で駅員を糾弾する

          私は以前海外(ヨーロッパ)に住んでいたことがあるのですが、帰ってきて気づいたことの一つに日本では責任の感じ方に違いがあるということでした。 再び日本で働き始めたある日のこと、あるチームメンバーがランチを長く取ったことに対して、同じチームのメンバーがやたらと怒ったということがありました。働く以上モラルを持って働くべきだとは思いますが、誰かのランチが一回長引いたくらいで、その人が怒る理由(実害)は無いような気がしました。よくよく観察してみると、その人は同じチームメンバーとして自

          電車遅延で駅員を糾弾する

          目黒川花見ごみ問題における迷惑信仰

          毎年花見の季節になると、ゴミが路上に散乱している問題がニュース番組やSNSで取り沙汰されます。その多くが観光客のモラルを指摘するだけでエネルギーを浪費してしまうようなもので、毎年何の解決にもならないなあと思います。 http://www.city.meguro.tokyo.jp/oshirase/megurogawasakura_manners.html (執筆時点ではゴミの持ち帰りをお願いする旨の通知が表示されています。) 私もゴミは酷いなと思っています。しかし、観光客

          目黒川花見ごみ問題における迷惑信仰

          現実的なランディングイメージを今のうちに描いておくべきじゃない?

          最近この国はどうしてしまったんだろうと思うような世論の隔たりがニュースごとに散見されるようになりました。利己主義、自己責任論、誰か特定の個人・団体が恣意的に世の中を牛耳っているというような反知性主義的な意見が混じり合わなくなってきたのです。このままでは、ほとんど諸制度に変化を許さないまま国家が失速するかもと思い、私個人的には最近、有事や国家破綻に備えようと心づもりをしました。そうしてみると他の人の意見が気になったので身の周りの人に聞いてみると、ランディングイメージはバラバラで

          現実的なランディングイメージを今のうちに描いておくべきじゃない?

          書き初め

          日々、社会・時事・文化に関連して思うことがあって頭のなかに取り溜めています。時々それを発散したくなるので良い場所を探していたところ、noteが現時点で一番適していることを見つけました。個人的には、noteに書くということのには以下のような意味があります。 - 頭のなかに溜め込んでいることを発散しないとそろそろ忘れ始めそう - (個人的に)近々環境が変わる予定があって、変わってしまうと気づきが無くなるのでその前に溜めたものを記録しておきたい - 自分の様な視点を持っている人が

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