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私的「もっと評価されてほしいnote」を紹介します②

 前回に引き続き、私的に気に入ったnoteを紹介していきます。

1.「Kentaro Ishiguro」さん

 ベトナムの歴史を中心に発信されています。「ベトナム史」と聞いて、ピンとくる方はほとんどいないでしょう。

 しかし、ベトナムは中国に隣接し、中国の王朝の影響を受け続けてきた国です。時には大国・中国にも臆することのない気骨ある民族性を発揮しました。その逸話の一つを取り上げた記事です。

 同記事では、本格的に史料をたどりながら、ベトナムでは有名な逸話が事実かどうか検証しています。歴史の醍醐味を知ることのできるnoteです。

2.「実は長髄彦ファン」さん

 古代史を中心に記事を書かれています。ちなみに長髄彦(ながすねひこ)とは古事記・日本書紀の登場人物。

 同記事は、津田左右吉(つだ・そうきち、1873-1961)という歴史学者の著書を取り上げています。津田は、戦前に古事記・日本書紀の内容を史実ではないと疑ったため、弾圧を受けた人物です。

 そのような人物ですから、戦後は名誉回復され学界の重鎮になったのか――というと、そうではありませんでした。時代によって変わる歴史認識が、筋の通った学者である津田を翻弄した様が紹介されています。


 今回の記事紹介はこれで一区切りとなりますが、今後も紹介をしていこうと思います。
 昨日の繰り返しになりますが、「月〇万稼ぐ方法!」「アクセス数を○倍にする方法!」「フォロワーが激増する方法!」「異性にモテる方法!」とかではなく、自分の興味をマイペースに追求するような記事が、私の愛するnoteです。

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