フォローしませんか?
シェア
三城俊一/歴史ライター
2021年7月3日 18:19
「奇書」という言葉はよく聞く。だが、「奇書とは何か?」を考えてみると意外と奥が深い。ただ「奇妙な本」といっても様々な姿がありうる。1.出版当時は大真面目に書かれていたが、現在では奇妙に感じる本。魔女狩りの手引書「魔女に与える鉄槌」、「野球と害毒論」などがある。2.出版当時には奇書扱いされたが、現在の常識ではそれほど奇抜に思えない本。コペルニクスの「天体の回転について」がこれにあたる。