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業務内で保障されるべき教育とは?

質問:
職場全体でもっと学ぶ姿勢を作りたいと思っています。
教育を大切にしたいと思っていますが、時間的にも
内容的にも業務内で保障されるべき教育とはどこまで
必要か悩んでいます。考えを教えてください。

ご質問ありがとうございます。
頂いた方の誠実さが伝わり、とても共感できます。
私も現在進行形で悩みながら実施しています。

本当は現状などお聞きしながら一緒にいい方向へ
改善するための創造をしたいところです。
今度、直接、お声掛けください。

この問題は、職場での人事考課を始めとする多くの関連事項が
考えられます。そのため、ここではあくまでも教育担当者個人の
マインドを中心にお話させていただきます。

全体と個人との2つに分けて考えます。


全体では、必要最低限のことを守るために必要だと思われる
事柄について年度末と年度始めに確認しています。
業務時間内に入れて課題に取り組みます。
これはすでに取り組まれていると思われます。

個人としては、担当患者さんを通じて起こり得る課題を中心に
考え方・改善の仕方などについて話し合い支援します。
1か月に1回、担当リーダーへチェック内容を提出してもらい
できるだけ個人設定の課題や目標に向けての意見交換を実施します。

お話に合ったように、個人差がかなりあります。
意識はもちろん、知識や技術の差も1年目からすでに明らかで
個別での対応しか方法が考えられていないのが現状です。

個別に考える中で、私が大切にしていることは

1.相談できる人が1人でもいるかどうか確認する
2.相手の解決したいことを明確にする
3.「自分が考え、自分が設定し、自分が実行する」ことを
  スモールステップで実践できるように支援する
4.叱るときは、誤った考え方や行動のみで、そのことを
  明確に伝える
5.その人の将来の可能性に向けて話をする

以上の5点です。

人財教育はすぐ全員に対応することはできませんし、
目に見える結果だけで効果判定することが難しいのも事実です。
だからこそ、一人ひとりの同僚の可能性を広げる選択肢
つながる支援ができるよう、真摯に対応していくことしか
今はないかと考えています。

なんとかしたい・なんとか良くしたいという心構えは
相手に伝わるものだと信じて…。

以上が、今、私が考える個人的な意見です。
ありがとうございました。

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