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月一の強制リセットタイム

※このnoteには女性の身体に関する記述が多く含まれているので、苦手な方は回避してね。


今月もまた、やってきた。健康な女性なら月に一回くるらしい、通称生理というやつだ。

身体は重いし、頭は痛いし、なんとなくやる気も出ない。

いや、煩わしい。煩わしすぎる。

なんだって決まって毎月やってくるのだ。ていうか子どもが欲しくなったら、自然とくるようになればいいのだ。そうなったらどれだけの女性の諸々な負担が軽くなるだろうか。

なんて前まではそう思っていた。
とにかく煩わしい、基本的には要らないもの。

考えが変わるきっかけは不正出血だった。なんか切れちゃったのかな、なんて軽く考えていたそれは3日ほど止まらず、あれこれおかしいかもと慌てて病院に駆け込んだ。

特に大きな病気は見つからなかった。お医者さんからはホルモン異常と言われた。いつもと変わったことがあるとこうなることがありますよ、と。

心当たりはストレスしかなかった。ちなみにこの不正出血が決定打となって、今の仕事を辞めることにした。

お医者さんからはこうも言われた。出血のせいで排卵が遅れただろうから、生理も遅れます、と。

その通りで、今まで一度も飛んだことのなかった生理が飛んで、いつ来るか分からない状態になってしまった。
結局2週間遅れでちゃんときたのだけど、これほど生理を待ち望んだことはなかった。

突然のアクシデントのような不正出血と、毎月のようにくる煩わしい生理。

でもよく考えてみると、それらが休むタイミングを教えてくれていたのかなと思う。

不正出血は身体からの警告というか、大きなサインだったと思う。無理してますよ、それを続けちゃ駄目ですよ。そう教えてくれたように思う。
不正出血がなかったら、会社を辞めるという選択ができず、ずるずると続けてしまっていたかもしれない。

そして、生理について。

生理はこの期間は無理せず休みましょうねというお知らせなのかな、と思うようになった。

振り返ってみるとこの1週間くらい、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと駆け回っていた気がする。

ちょうど心が弱ってきて(ホルモンバランスのせいかもしれないけれど)よくない気持ちが溜まり始めた頃だった。疲れも溜まっていた。

そこへ生理がやってきて、リセットされた。

生理が始まって十何年と過ごしてきて、初めての感覚だった。自分の考え方が変わったのを感じた。

勢いにブレーキをかけられたような気がしていたけれど、休むべきタイミングでやってきたのかもしれない。自然とそう思った。

だから今、絶対に無理をしないように、まったりのんびり過ごしている。眠たかったら早くても寝てしまうし、やりたいことしかしないようにしている。

自分の身体がくれたリセットタイムだから。ちゃんと有効活用しようと思う。終わったらまた、元気よく走り出せるように。

*

このnoteを投稿前に軽く確認したら、恐ろしいくらい誤字脱字を起こしていたので、本当に休んだ方がいいんだなとしみじみ思いました。今日も早く寝ます。

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