Tignes day16〜tignes最終日〜
16日目
起床
6:30起床
外はいい降りで雪が積もる。風も強く横殴りの雪だ。
いつものヨーグルトとバナナを食べ目を覚まし、7:30ころぱんをかじる。今日は最終日でショートインターバルの予定、時間までストレッチをして体を休める、
午前
9:00スタート。
8:40ころオリオルから「良かったら一緒にトレーニングしない?」とお誘いがあり、もちろん断る理由なんてなく、一つ返事でOK。オリオルは1'×8の予定自分は1'×5の予定。
オリオルは無料シャトルバスで向かい、僕らはコーチの車で向かい、現地集合。
オリオルとアルベルトと一緒にウォームアップで2700mまで登る。一度2400まで下り、アルベルトはそこで違うメニューへ。
オリオルと2人でインターバルトレーニング。憧れの選手と2人きりでのトレーニングはとても緊張したが、こんなチャンス他にない、なるだけついて行こう。全力で取り組む。今日は歩きは無く、1分全部ランでのインターバル。
オリオルは8本やるから少しずつ上げていくプランにも関わらず、初めから10メートルくらい離される。坂が急になったところでの強さが全く違く、斜度が上がるにつれて付いていけなくなる…。もちろん毎回数十メートルはなされるのでレスト1分でなんとか追いつきもう一度一緒にスタート。なんだかんだで6本やり、7本目は休んで、8本目オリオルと一緒に最後の追い込み。気力でなんとかついていくも、急斜面ではやはりついていけない。結局7本やり、ずっとオリオルが一緒にトレーニングしてくれた!
とてもご褒美な最終日。天気は悪かったが、とても充実して嬉しいトレーニング。
下りでマリアと合流して3人で下山。無料シャトルバスの時間まで20分ほどあり待つのも勿体無いからそのままシールをつけて宿まで1km少し歩く。
街中をスキーで歩いていても何も言われないこの文化に羨ましいい気持ちでいっぱい。最後はティーニュ湖の周りをぐるっと回り、宿へ。本当に最高の午前中だったありがとう!!
午後
最終日の大切な日にオリオルがマンツーマンで練習してくれたことは本当に凄いことで、感謝の気持ちを伝えるためにジャパンコーチが「日本の焼きそばを作って持っていってあげな!」と30分足らずでめたくた美味しそうな焼きそばを作ってくれた!渡しに行っている間にお昼作っておくからとコーチ。お礼を言うために僕が渡しに行く。宿に残っているオリオル、マルタ、オッツ、マリア、マルタみんな喜んでくれて、かつお節の香りがとても気に入ったみたい!
その後はコーチがカルボナーラを作ってくれた。オリオルからのお返しでタイ米とオリオルが作ったミートソースをかけたのをくれた。
美味しかったよオリオル!
ご飯を食べて、お風呂に入って筋肉をほぐし、15:30からシエスタ。今日はしっかり休養を取るために午後はトレーニングせずに休む。
夕飯を食べ、お風呂に入り体のストレッチ。
就寝
今日でティーニュ合宿最終日。
外は一日中シンシンと雪が降り続いている。
雪のないティーニュから雪のついたティーニュ。それぞれの風景を見ることができ、ティーニュでの暮らしに触れ、住んでいる人に触れ、スキー文化に触れる。ティーニュという街に憧れをもち、その文化を尊敬している自分がいる。
小さな街だけど日本にはない、それは日本のスキー文化とは全く違った生活に溶け込むスキーに触れることができたのが1番の感動であり財産。
明日の朝ティーニュを離れ、今回の遠征の大看板である、Val thorens へ。明日現地に入り実際にコースを見て、25日、明後日スプリントレース。
コロナで渡航困難になってから3年。今年の春の怪我で遠征を諦めて8ヶ月。やっとここまでこれた。
合宿中に学んだ事、感じたことは山ほどある。
それをぶつけるチャンス。
オリンピックへの第一歩として。
いざVal thorens へ!
ガンガンこっからだーい!
22:00就寝6:30起床
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