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人間は変わり続ける生き物

12月半ばに仕事を辞めて、3ヶ月経ちました。3ヶ月で、60億の細胞は全く新しいものに入れ替わると言うけど、3ヶ月でこんなにも自分が変わったと思ったことはありません。寝たい時間に寝て、起きたい時間に起きて、日中に眠たくなったらそのままお昼寝して、やりたくないことは一切やらずに過ごしました。

そうやって過ごせる環境は当たり前でない有難いものだと、本心から感じられるようになった頃、昔好きだった外に向けて書きたい欲が沸いてきました。

数ヶ月前から、英語とイタリア語を、それぞれ別の先生に習っています。英語は大学受験のときにお世話になった先生から、イタリア語はネットで見つけた先生から、教わっています。
その他にも、絵と創作の習い事をしています。英語もイタリア語も絵も創作も全部初心者です。

年始に5年日記を始めたときに、5年前のことを思い返してみました。何の成長もしていない気がして落ち込んだけど、少なくとも4つの習い事全て5年前にはしていなかったことなので、その点では前に進んでいるということに気付きました。私は働きたくないという気持ちが人一倍強くて、だけど自分の興味のあることに向ける情熱というのは割とあるような気がします。

何もない毎日だと思っていたけれど、日々のことを自分だけの日記に残すことで、積み重ねができていたことに気づき、遠ざかっていた言語化が習慣になったことで、インターネットに文章を書いてみたくなりました。

周りから見たら、働かずにいる私は停滞しているように見えるかもしれないけど、今の気持ちを残しておきたい。そう思えるくらいに幸せです。

とはいえ、人間はそんなに簡単に変わらないとも思うし、私は変わったって声高に言う人ほど変わってないよね、という捻くれた自分が顔を出したりもするのだけど、この3ヶ月で、人生で初めて自分が好きになりました。私が何に対してどう感じても、それに沿って絶えず細胞は入れ替わり続けるから、自然に任せて、笑って過ごしたいと思います。


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