1-1話:すべてを変えることになる「筋肉」と「ブログ」
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日本と中東でスタートアップしています。
会社の創業ストーリーを連載しています。
1話:創業前夜
1-1話:すべての変えることになる「筋肉」と「ブログ」※このノート
1-2話:重なるタイミング
1−3話:coming soon
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話は少し遡る。
退職を決意しいろいろな人に会っていた時期。
当時、なにかを初めなきゃと思っていた僕はひょんな事がキッカケで筋トレを始める。
2015年5月頃のことで、当時やんわりとボディメイクブームが起きようとしてた頃。
阪口さん(あいりん地区のSTORYを書いた人※1話参照)の影響で、
『何かを発信して力をつければ、自分ひとりの力で生きていけるかも?』
と思うようになっていた僕は
『せっかくだから筋トレで変わる体をブログで記録しよう!』
と考えるようになる。
幸いにも、この時すでに筋トレは週3日は必ず行っていたし、毎回発見がある頃だったので書くネタには困らなそう。
料理も趣味として続けていたので、筋肉に良いとされる食材でレシピ考えたりしたらそれなりにウケるかもしれない...。
こうして、一見まともに見えそうな理由と淡い期待を込めてブログが立ち上がっていくことになる。
サーバーすら借りられないスタート
ブログを始めようと決意したものの、早速壁にぶつる。
「どう始めるのか」
がわからない。
ホントに全くわからない。
ただ、「自分をメディア化する」というテーマだけは持っていたので、アメブロなどの既製サービスはつかいたくないという気持ちだけは先行していた。
そんなときにふと思い出したのが「ワードプレス」というサービス。
2年ぐらい前にちらっと聞いたことがあるけど、当時はよくわからなくてあまりいじっていなかった。
調べてみるとどうやら
・自由度
→デザインや機能のカスタマイズが自由にできるかつ簡単
・拡張性
→広告を入れたりEC機能をつけたりできるらしい
ということがわかった。
やりたかったのこれやん!
と思ったのもつかの間。
自由にカスタマイズしたりするのには、どうやらアメブロなどとは違って自分でサーバーを借りて、ドメイン取得して、そのドメイン設定して...
と結構やることがある。
当然やり方なんて知らないし、やったこともない。
「早速何もできない」
思ってたところに現れます。
たまたま当時インターンしてた大学生がワードプレスでサークルのサイトを作ってたのです。
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僕:「サークルとかなんかやってんの?」
イ:「はい、マーケティングサークルやってます」
僕:「なんかよくわかんないけど面白そうだね」
イ:「こないだ合宿行ったんすよ、写真見ます?(※サイトを見せられる)」
僕:「このサイト誰が作ってるの?」
イ:「僕が作ってます」
僕:「え?マジ?どうやって?」
イ:「ワードプレスっすね!このぐらいなら秒で作れますよ。」
僕:「ちょっとこっちに来てくれるかな?」
※イ=インターン
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もがき苦しんでても前に進もうとすれば、人は必要なときに必要な人に出会うということがよくある。(出会うとかいうたいそれたものではないかもしれないけれど)
手とり足取り教えてもらい、ワードプレスの開設についに成功した。
その後はとにかく「ワードプレス カスタマイズ」や「ワードプレス 使い方」などあらゆる事を調べまくってとにかく試してはやめて、また試してを繰り返して少しずつサイトの形にしていきました。
すべてを変えた「筋肉」と「ブログ」
この筋肉ブログが始まって以降、生活は少しずつ、そして確実に変わっていいく。
まず、可能な限り毎日ブログを書くために、毎日ほぼ定時で仕事が終わるように仕事を効率化させることだけを考えるようになる。
そして帰宅前にジムで筋トレ、ジムの下のスーパーで買物、帰って料理をしてブログを書き、次の日のジムの準備をして寝る。
そんなこんなで
自己管理能力:超上がる
継続力:超上がる
体:引き締まる
朝:起きれるようになる
体年齢:超下がる(36歳→19歳!)
仕事の効率と成績:超上がる
と、どんどん良い循環になっていく。
実は、①創業前夜の方で少し書いた仕事の成績が上がり始めたのもこの頃。
たくさんの工夫をした結果、
「誰よりも会社にいる時間は少ないけど誰よりも数字を出す」
という状態になることができた。
こうなるともう、1年前の自己嫌悪+被害妄想+四面楚歌(想像)からは真逆で顔も明るくなり、日々にも活力が出て来るようになる。
恥を捨てて公言したことですべてが加速した
実はこの頃、仕事がうまくいきだした頃にこの筋肉ブログの事をクライアントや代理店に打ち合わせの席でよく話していた。
『いやー実は最近ブログ始めまして〜これが結構面白いんですよ〜』
上裸の写真とかも乗せてるし、レシピとか、ブログ上の言い回しとか、こっ恥ずかしいことも結構あったのだけど、
「やりたいことはどんどん口に出せ」
当時はよくこういったことが言われてた。
理由は簡単で、真剣にやってれば助けてくれる人が出てくるから。
ホントかよと思うところもあったけど、先人が言うことには必ず一理あるもので。
ある日突然、とある代理店の役員の方からこんな事を切り出される。
『ブログ見たんですけど、個人で記事書いてくれません?お金は払うので』
え?マジですか?
あんな感じでいいの?嘘でしょ?ほんとに?
僕自身は狐につままれたような感覚だったものの、その方は大マジメ。
聞くと、記事を外部に発注すると、結構な金額を取られるんだとか。
僕の書いてる内容からして、注文すればそのクオリティを出せそうと思ってくれたそうで。
このすぐ後に、様々なことが重なりこの申し出を受けることになる。
こうして、筋肉とブログをキッカケに、すべてが動き出していく。
1-2話:重なるタイミング
に続く
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1:創業前夜
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