【編集部コラム】アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような気分でした。
ある働くママのお話。
7年の主婦期間から再就職して数年。
勤続年数に合わせて、任される仕事の裁量がふえて、会社からの期待も感じていました。
うれしい反面、まだ下の子が未就学児だったこともあり、時短勤務で残業もできない状況。
仕事量だけが増えていきます。
そこにパートナーが今までより忙しい部署への異動が決まり、繁忙期はほぼワンオペの日々・・。
期待にこたえたいという自分と、それができない現実。
子育てを理由に「できません」と言ったら、もう二度と仕事を振ってもらえないのではないかと、
勝手に気負っていたこともありました。
子どもが全員小学校に上がったらフルタイム勤務に・・と考えてはいたけれど。
上の子が小学生になってみて分かったのは、小学生になったからといって自分で自由に使える時間が増えるわけじゃないということ。
もちろん、送り迎えなど負担が減るところもありますが、
習い事の送迎、地域の子ども会活動、毎日の宿題の丸付けなど、今までに無いかかわりも出てきます。
このままじゃ仕事を続けられないかも・・
そんな不安を抱えながらも、
「これは私の甘えなのかな?」
「これくらいでやめるなんて、他のところでもやっていけないよね・・」
「ブランクからの復職でやっと仕事についたのに、今から転職なんてできるんだろうか」と
思い悩んでいました。
情報という「選択肢」を届けたい
働くママの中には、同じような悩みやモヤモヤを感じる方って多いのではないでしょうか?
実はここだけの話、「ある働くママ」って私のことなんです。
(特にやましいことがあって隠したかったというわけではないんですが、なんとなく自分語りになってしまうような気もして。インスタグラムでの投稿では名前を伏せておりました。)
そんな悩みやすい私ですが、
「福岡じょしごと」編集部の一員となってからは、子育てと仕事に対する考え方も、前向きに変わってきていると感じています。
働く先輩ママにインタビューをしたり、企業に取材に行く中で、
『悩んでいた時の私に聞かせてあげたい!』という気付きをたくさんいただ
いているからです。
手持ちのカードが増えて、戦い方の選択肢が多くなり、レベルアップしたような感じと言ったらいいでしょうか。
私たちが「福岡じょしごと」というメディアで情報を届けることで、
働くうえでの「選択肢」を増やすお手伝いができたらいいなと考えています。
私がどんな「気づき」を得ているのか。
少しでも気になった方がいらっしゃったら、
ぜひ、求人記事や私の「働き方」インタビューをのぞいてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?