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姿勢は原因なのか?

科学とは原因→過程→結果を探求することです。
全ての事象には原因があると、映画マトリックスでも言ってました。

ところが現在の日本の医療を見ると結果ばかりを診る傾向があります。
例えば、診断名の意味について、もう少しよく考えてみると「座骨神経痛」は「座骨神経という神経が痛んでいます」、自律神経失調症は「自律神経が失調していま す」という結果でしかないのです。←見れば分かります・・・
そして結果である症状に対して薬を投与して対処するしかないのが現状の日本の医療システムなのです。
『なぜ痛みがでたの?』
原因と過程を明確に説明できなければ、治療にはなりません。
テレビなどで腰痛体操が盛んに紹介されていますが、腰痛そのものは結果であり、原因は様々です。
だから腰痛体操で改善する人と、逆に悪化する人がいて当然です。一言で腰痛といっても個々によって原因は全く違うのですから、お座なりに紹介された腰痛体 操をやってみるということは「運だめし」だと言えるでしょう。
「万人に効く体操」などあり得ないのです。

〇〇の原因は姿勢です!
的なことがよく言われますが、姿勢そのものも様々な心身のコンディションを現した「結果」であるといえます。
体調や精神状態が、自然に姿勢として現れてしまうのです。
様々な過程を経て「体調の悪化(原因)により姿勢が悪化(結果)」するのは事実です。しかし、逆に一般に言われているような「姿勢の改善したら体調が改善」という単純なものではありません。
表面的に見られる身体のズレも結果にすぎないのです。

「姿勢を正して!」という姿勢均整的な警告は無意味で、効果はせいぜい5分くらいしか持続しません。
人間は重力に対して身体を支えると同時に動かなければいけないのです。
支え(立ち姿)という要素だけに拘るのは片手落ちです。いかにして上手に動くか、それを考えることによって姿勢は自ずと良くなるのです。
ここでは姿勢(立ち姿)という表面的な現象に囚われず「人間がどうやって身体を支えているか?」「なんで姿勢が崩れるのか?」という疑問にピントを合わせ て、身体の内面(原因)を見ていきましょう。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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