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神経衰弱〜支える→動きだす→加速する→減速する→停止する…運動の基本を見直してトレーニングを!

神経衰弱…トランプではありません。

無駄な間違ったトレーニングは効果がゼロなだけではなく、マイナスにもなることがある、というお話です。

筋力トレーニングが筋肉の発達にとって絶大な効果があるのは、負荷を効率よくかけているからであ理、負荷を効率よくかけるために、その運動の軸(固定する点)を外部に設定しますよね。
簡単に言えば日常動作かどうか?という問題で、日常動作では足の裏しか接触していないのに対して、多くのトレーニングは「身体の自由を奪って局所的に負荷をかける」固定型トレーニング(非日常)なのです。

よく学生スポーツ選手が「ベンチプレス100回やりました」などと言っているのを聞くが、これは大間違い。ベンチプレスとは、上向きに寝転がって重りのつ いたバーベルを持ち上げるという、完全に運動軸を外部(背中と手:胸筋に負荷をかけるため)に固定した、典型的な固定型トレーニングであって「非日常動作」ですよね。
非日常的な固定型トレーニングの動作を長時間にわたりダラダラ繰り返すと、ホルモンの作用で筋肉分解が非常に起こりやすくなるうえ、小脳を中心に運動を統合している運動プログラムにとって逆効果になります。

神経的には、非日常動作の反復によって、スポーツ競技上の動作の基本である、支える→始動→加速という筋肉連動(Firing Sequence)の運動プログラムが崩れてしまう。
この結果引き起こされるのが「神経衰弱」という現象で、競技能力、パフォーマンスの低下につながってしまうのです。

そもそもベンチプレスを100回もやれるということは、やり方が間違っているか、重量設定がおかしいとしか言いようがない。
巷でよく見かけるような、友人や知人と1時間も 2時間もマシンの周りでダラダラとたむろしているようなトレーニングをするぐらいなら、やらない方がマシであると言えます。

筋力トレーニングは短時間・集中!が絶対条件。

鍛えるはずのトレーニングの方法を誤解すると、ろくなことはない…人の世は恐ろしいですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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