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小学生のしんどさを緩めたい

コロナが始まって、収束しそうになるとまた増加して。

そのたびに、マスクを緩和してみたり、やっぱりマスクだとなったり、密だとか、なんだとか。。。
そういう大人の動揺を、直球で真に受けて、生活に影響を受けてるのは、子どもたちだと思います。

「マスクは絶対」

「子供もワクチン」

個々の考えがそれぞれで収まらず、他の人の言動を支配して、顔色伺いあったり、拒否拒絶したり、批難したり。

公教育は社会の縮図のように思うのですが、不登校やいじめの問題、小中学生の自殺、、、息苦しいんだろうなと思わずにいられません。



私が、子どもたちのために、小さくてもできることはないだろうか。

そういう思いがふつふつと湧いてきて、この夏休みに、地域の小学生向けにマインドフルネスヨガと瞑想の会をすることにしました。

マインドフルネスは、「今、この瞬間に、あるがまま注意を向けること」。

その実践のために、瞑想をしたりヨガでポーズを取ったりします。

目をつむればその分外からの情報量が減り、自分の内に注意を向けやすくなりますし、ヨガでゆっくりと身体を動かしながら、感覚の変化に意識を向けていくことで、頭の中の余計なおしゃべりを静めて、身体に意識をしやすくなります。

なので、瞑想やヨガをしなくても、マインドフルに歩く、マインドフルに食べる、、、となんでもいいわけです。

この実践をしていくことで、心と身体を「今」に留める瞬間が増えて、心のざわざわや、頭の中のおしゃべりに自覚的になり、自分のことを客観的にとらえる「メタ認知」と呼ばれる力が身に着いたり、感情コントロール力や集中力なども向上するというエビデンスがあります。


実際にやってみて、反省点もありながら、やってよかったと思いました。

継続することで効果が現れるので、継続してもらう仕組みをどう作るかが一番の課題だなと思いました。


感想をいただいて一番印象に残っているのは、保護者の方の

「子どもとこのような体験をすることができて、子どもとこんな時間(子どもの心や体に目を向け、ケアする時間)を持てたことが、新鮮で嬉しかった」というご感想。

自分の心と身体は、自分でケアできる。

その具体的な方法を教えてあげられ、見守ることを保護者ができたら、そんなに有意義なことはないですよね。

今の社会の窮屈さ、子どもを守るために良かれと思ってしてきたことが、そんな社会を作ってきたという一面があると思うけど、もっと自分を信じて、人を信じて、ゆるし、ゆるんでいってもいいんじゃないかと思わずにいられません。



「小学生と保護者向けマインドフルネスヨガと瞑想の会」、夏休み中にもう一回やります。

次はどんな出会いがあるかな。

マインドフルネスを通して出会いが広がり、共に過ごす時間が好きです。


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