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【注目のワード】リスキリング

結論

リスキリングとは、企業・組織が従業員に対して新しい仕事ができるように訓練することです。

裏側

キレイな言葉で伝えたけれど、この言葉の裏の意味は、
「使えない社員が増えたのに解雇できない。どうしよう」
というものの裏返しのような気がします。
もちろん、
「新しい仕事を作っていきたい!」
「できることを増やして今の仕事の生産性をさらに高めてもらいたい!」
「活躍してもらいたい!」
というポジティブな理由が大半だとは思います。
ただ。ただね…
少子高齢化で生産性も低下し、今いる社員が一人ひとり頑張ってくれる状態にならないといけないのに・・・ぶら下がろうとする人が多い。
どうしたもんか…
正直、こんな思いのくすぶりを私は肌で感じます。

あなたのまわりには居ませんか?
「私パソコン苦手だから若い子に任せてる」と堂々と言ってる年配の人。
「SFAを導入したのに上司が使えないっていうから別途報告を用意しています」
こんな声も聴いたことがあります。
※SFA=営業支援ツール

まじめな話

少し専門的な解説を付けるなら、既存の従業員が新しいスキルや知識を習得し、現在の仕事に加えて別の分野や職種で活躍できるようになることをリスキリングすると言います。
技術革新やビジネス環境の変化が激しい現代では、従業員が最新のトレンドや技術に対応していかなくてはなりません。

例えば、自動化によって既存の仕事がなくなることがあるため、従業員が新しいスキルを習得して別の分野で働くことが必要になるかもしれません。
また、新しいテクノロジーやソフトウェアの導入に伴い、従業員がそれを理解し、操作できるようになる必要がある場合もあります。

リスキリングは、企業が従業員のスキルセットを拡大し、彼らがより多様な役割を果たすことができるようにすることで、生産性を向上させ、企業の成長を促進することができます。

まとめ

リスキリングは、自分にできる仕事を増やして、新しいチャレンジをしていくことができる好循環を生み出せる!
しかも、会社が主体で動いてくれるから、やることが明確になるのは強み。
一方で、あなたがやりたいと思っていることができるとは限らない。
むしろできないことを強制されるケースも出てくると思う。
でも、いつからもらえるか分からない年金。
100年時代の戦略
老後の2000万問題
最近の物価高
いろんなことが予想もしていなかったタイミングで起きるからこそ、せっかくの機会を無駄にしないで欲しいと私は思います。
また、リスキリングだと言って、社員をいじめるようなことがあってはならないなとも思います。
お互いが成長しあえるような制度として運用したいものですね。

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