後藤敦

部活動、インターハイなどの教育スポーツに関心があります。ご意見など遠慮なくお伝えくださ…

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部活動、インターハイなどの教育スポーツに関心があります。ご意見など遠慮なくお伝えください。 情報検索が得意です。 和同企画 伏見俊彦、後藤敦 メールアドレス kokusaihouhou44@gmail.com

最近の記事

豊橋市 火を使用したトーチトワリング学校がなくなる

令和二年度情報開示請求により、豊橋市中学校において、火を使用した中学校が2校存在したものの、現在においては、安全性の配慮等から、0校となったことが、教育委員会への聞き取りで判明した。つまり、愛知県において、名古屋市、豊橋市においては火を使用したトーチトワリングは公教育においては消滅したことになる。

    • アメリカある地方における部活動手当解題 2 1970年代と1980年代文書をもとに

      https://note.com/toshitoshi99/n/n93bb7bd2938c に触発されて部活動の賃金配分について洞察を深めた論文が以下に存在する。 1970代記載論文を70論文、これに触発された論文を80論文と略する。 https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/019263658006443817?icid=int.sj-related-articles.similar-articles.1 以下は筆者が素描した80論

      • 1970年代におけるアメリカのある地方の部活動手当決定プロセスの解題

        1977年 ワシントン州ロングビュー地方 公立学校部活動サラリースケジュールプロセスに着目して 解題論文 https://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/019263657706140603 1977年にアメリカのある公立の学区において、合理的なサラリースケジュールが作成された。ポイントを採用し、そのポイントの合算により賃金を決定するという当時としては画期的とも思える手法である。数値化が難しい事案であることは認めつつも、かなり詳細

        • 吹奏楽部自殺統計速報刷

          https://docs.google.com/spreadsheets/d/110UNu8zxkMrKOu3cwd2lo4vv-MrflzKGkRvlYxGvzRs/edit?usp=drivesdk

        豊橋市 火を使用したトーチトワリング学校がなくなる

        • アメリカある地方における部活動手当解題 2 1970年代と1980年代文書をもとに

        • 1970年代におけるアメリカのある地方の部活動手当決定プロセスの解題

        • 吹奏楽部自殺統計速報刷

          令和2年度豊橋市トーチトワリング実施学校名判明について

          筆者が豊橋市情報開示請求を通じて令和2年度に火使用トーチトワリングの学校名が判明いたしました。 小学校については無し、中学校においては、南陵と五並の2校(全23校中)でした。下記は入手した情報開示請求回答。

          令和2年度豊橋市トーチトワリング実施学校名判明について

          トーチトワリング 火のついた瞬間

          男子生徒がやけどを負う事故がおきたトーチトワリングの練習=生徒の母親提供 https://youtu.be/M1ykcAFN-SM @YouTubeより   今回の公開動画で火のついた瞬間がより明白となった。火の玉がぶつかり演舞を停止したのち、47秒あたりにおいて右袖下に着火。そして児童は2回火の玉を回した。 児童が袖に火がついたのに気がつかなかったのは、一種の灼熱状態、つまり、灯油を絞らずに演舞させており、周りの環境が異常に熱く、着衣着火したという認識を遅らせたと考え

          トーチトワリング 火のついた瞬間

          なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかを読んで

          谷口氏の書物を読みました。 https://honto.jp/netstore/pd-book_30335027.html とても分かりやすい切り口で一気に読める著作だ。 当事者である氏が実体験をもとに自らに語りかけるように論考は進んでいく。 タイトルの子供のというのは、正確に言えば自分の子供のということだ。 自分の子供のスポーツを見ている時に、親が力が入るのはある意味当然と言える。そこには期待が入るからだ。 しかし問題はその先にあり、氏が記述しているようにそのこと

          なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかを読んで

          トーチトワリング事故と教師の業務遂行義務感について

          トーチトワリング事故において判明したこと 1、教師が灯油を絞らずして生徒にトーチ棒を渡す 2、骨折している生徒(被害者証言)も参加させ、片手で演舞させる 3、教師が被害児童を倒し(被害者証言)、足で火を消す消火活動を実施する 4、教育委員会への報告が速やかに行われず、また事故直後救急車などを呼ばなかった これら1から4までの事項はある共通点で繋がる。 そのキーワードは、教師の業務遂行義務感である。 1については、灯油をなぜ絞らなかったかについては、途中で演舞が止

          トーチトワリング事故と教師の業務遂行義務感について

          トーチトワリング事故 教師がトーチ棒の灯油を絞らないときの危険性の考察

          灯油を絞らずして担当教師は、被害児童にバトンを手渡したことは被害者からのインタビューで判明している。これは被害児童だけではなくほかの児童にもそのようにしていたようだ。 このことは実際にどのような危険性が存在するのであろうか? 1、トーチ棒自体に重さが生じる。 実際にトーチ事故において、トーチ演舞の失敗に繋がっている。被害児童とそのご両親はそもそものその重さに疑念を呈していたが、被害児童と教師の関係性が良くなく、児童がトーチ棒の交換を教師に申し出た際に叱られるリスクが多く

          トーチトワリング事故 教師がトーチ棒の灯油を絞らないときの危険性の考察

          トーチトワリングマニュアルの本質的な欠陥 演舞中に身にまとう推奨素材 綿100パーセントの不合理さ 改訂版

          トーチトワリングマニュアル これは西山豊氏が入手しておりこれを参照する。 今回このマニュアルでフォーカスするのは、推奨着衣の文言についてである。 【1、衣類は綿製品とし、長袖長ズボンを着用させる。2.化繊のものは、トーチが当たった時に燃えたり、溶けたりすることがあるので着用させない。3、溶けると肌に密着しひどい火傷になる】(番号は筆者) の文言に着目した。 1の長袖はリスクから肌を守るリマネジメントであると推測される。 2の文言についてはどうだろうか

          トーチトワリングマニュアルの本質的な欠陥 演舞中に身にまとう推奨素材 綿100パーセントの不合理さ 改訂版

          トーチトワリング事故  ギブス児童のトーチ演舞

          トーチトワリング事故のニュース映像において、前列の生徒が片手でトーチを回していた。 この児童はこの演舞の際に、ギブスをしていたことが判明した。 ではこの児童がギブスをしてトーチをして、片手でトーチをしていたことがなぜいけないのだろうか? それは豊橋市トーチトワリングリスト『火が衣服に燃え移ったら,すぐに地面に転がることで火を消すようにする』 ここに支障がある。 つまり、左手にギブスなどをして痛みがある場合、演舞自体が遂行できたとしても、生命に対するリスクマネジメント

          トーチトワリング事故  ギブス児童のトーチ演舞

          トーチトワリングと灯油 追記版 豊橋市トーチトワリングチェックリスト

          トーチトワリングに灯油が使われる。 灯油は相性がいい素材であれば、そこで燃焼をするという液体である。 単体よりも、何かに寄生して、そこで火をつけるサブ的であるが、強力なものである。 トーチ棒の先端に綿の素材のタオル、雑巾を巻き、そこに灯油を浸し、そこに火をつける。   トーチトワリングマニュアルにおいては、具体的に綿100の雑巾、衣装と具体的に指示されている。 ここでお気づきだろうか?綿?綿100の素材推奨?の衣服を着て演舞しろ?というのはどこのマニュアルだっただろ

          トーチトワリングと灯油 追記版 豊橋市トーチトワリングチェックリスト

          トーチトワリング メガネ演舞 2

          トーチトワリングのメガネという技は初心者は体の近くで回すように指導されるのが通念上求められる。 これはどうしてだろうか? 初心者は手首のスナップを効かせることが不得手で、そのふり幅を稼げないことが要因だろう。 通常、初心者はリスク要因である火が遠く離れることを教示されることが通例であろう しかし、このトーチは逆だ。 つまり、着衣着火、頭部着火の危険性を常に有しているといえよう。 それは、本質危険に分類されるといえる。 対策が取れない、もしくは取りにくいということ

          トーチトワリング メガネ演舞 2

          トーチトワリング 事故の演舞メガネという技 その1

          トーチトワリングにおけるメガネという技について考察してみたい。 トーチトワリングの技全般に共通する重要なファクターは、手首のスナップと、トーチの重量だ。 トーチ棒のフックを手首のスナップを効かせくるくる回すこの競技に関しては、トーチ自体の重さが軽ければ軽いほど初心者でも容易に回すことができる。 その理由は遠心力にある。 遠心力の公式によれば、その大きさをきめるもっとも影響する要因は質量である。 質量が大きければそれに比例し遠心力が大きくなる。 つまり、重いトーチ棒

          トーチトワリング 事故の演舞メガネという技 その1

          トーチトワリング 豊橋市チェックリストとトーチ文化

          豊橋市のトーチトワリングチェックリストには実際に火をつけて行う場合のチェックリスト 令和2年度版を公開している。そこには、名古屋のトーチ火傷事案をかなり意識したとみられる項目がある。 1、火が衣服に燃え移ったら,すぐに地面に転がることで火を消すよう指導したか。 2、灯油がたれないように,リハーサルと同じ指導者がぞうきん等をしぼったか。また,それを複数の教員で確認したか。 ※子どもには絶対にしぼらせないこと 3、水を入れた非常時消火用のバケツを十分な個数,準備したか 1

          トーチトワリング 豊橋市チェックリストとトーチ文化

          トーチトワリング 被害生徒の不可解と思われた行動の合理的推論

          事故の映像を確認すると、被害生徒が火が腕に燃え移った時に、画面からすっと消えていくのがどうも不可解でならなかったが、ようやくある一つの合理的推論に達することができた。 通常、火が腕に燃え移れば、人は助けを求めるなど、人体を守る行動をとるのが通常と考えられる。それは生命を守るための本能ともいってもよいだろう。 今回生徒が『先生、火がついた‼ 助けて』といわなかったのはどうしてなのだろうか? それは生命を守るための条件反射をすることを妨げる要因があったからだと推測される。

          トーチトワリング 被害生徒の不可解と思われた行動の合理的推論