見出し画像

日本全国の工場巡り〜京都の肌着工場と割烹〜

こんにちは!ファクトリエ代表の山田(tocio_yama)です。

ファクトリエは、「語れるもので、日々を豊かに」をミッションとしています。日本各地のこだわりを持った工場と一緒に「良いものを、長く着る」をテーマに商品を作っています。

良いものを長く愛用して頂くため、

ベーシックなデザイン
高い品質・耐久性
③オンリーワン技術による機能性
④何かあった際の修理(交換)
環境負荷の低い素材の使用(土に還る天然繊維、リサイクル素材)

を心がけています。

全国の工場へ

新型コロナも少し落ち着いてきましたので、今年の春から工場訪問を再開しています。4月は秋田、5月は岡山、6月は長崎、7月は石川・富山、8月は熊本、そして今回(9月)は・・・「KYOTO(京都)!!」です。^^

さて、こんなラインナップで進めて参ります。


1.肌に優しい肌着をつくる

京都駅から特急に1時間半ほど乗ると、福知山駅に着きます。福知山には、現在ファクトリエで販売している「肌が弱い方向けのインナー(かゆみ対策インナー)」を作っている工場さんがあります。

このインナーに使用されるウールの原毛は、ニッケテキスタイルさんが手がけてくれています。今回は非常に希少性が高く、超極細のニュージーランドウール「17.5マイクロン(Super 120と言われる高級ウール)」を選びました。高品質な原料を選ぶことは価格を上がってしまうことでもありますが、妥協せずに最高の生地を提供してくださいました。

もともと「かゆみ対策インナー」は、私がアトピー性皮膚炎だったこともあり、肌トラブルで悩む方への解決策として作りました。しかし、肌悩みを抱える人々の数は限られています。そのため、販売数量で見ると大きな市場ではありませんが、ニッケテキスタイルさんは、本当に困っている人々に喜んでいただける商品を作ることの意義に共感いただき、その方々のために尽力しています。

肌着の縫製をしてくださっている高木縫製さん

この特別なインナーを生産するために、ここ福知山にある高橋縫製という縫製工場さんが重要な役割を果たしています。高橋縫製さんは大手インナーブランドから多くの生産依頼を受けている中、生産調整が厳しい状況でしたが、このプロジェクトに賛同いただき、生産ラインを調整してくれました。

縫い目が肌にあたらないフラットシーマを採用

高橋縫製さんの高い技術力により、インナーの縫製にはフラットシーマが採用されています。フラットシーマは縫い目が肌に当たらないという特徴を持っていますが、縫製が難しく、熟練した職人の技術が必要です。高橋縫製の職人たちは、肌トラブルに悩む方の要望に応えてくださいました。

柔らかくて縫いづらい生地も丁寧に仕上げてくださいます

日本は技術の精度や品質へのこだわり、そして職人の技術が光る国です。この小さな町が、肌トラブルをもつ方にとって大きな価値を生み出す場所であることは間違いありません。福知山の人口はわずか7万人ですが、ここで生まれる極上の肌着(かゆみ対策インナー)は日本だけでなく、世界の肌悩みを持つ方を救うと信じています

2.京都祇園にある隠れ家的割烹

最後に、食文化も旅の魅力の一つですよね。

京都は四季折々の美しい自然環境で恵まれており、その影響を受けた季節の食材を使った料理が楽しめます。例えば、今の季節には紅葉をイメージした料理が提供されます。

また、見た目にも美しいですよね。ひとつひとつの料理の盛りつけは芸術的で、色とりどりの食材が器に美しく配置されます。これは日本の伝統的な茶道文化とも関連しているそうです。

その伝統と美しさ、季節感を大切にする姿勢から生まれる特別なものであり、日本文化を深く感じることができる素晴らしい食事体験です。

今回私が訪れたのは、「のぐち継」さん。
巽橋を渡り、祇園の小さな小道を進むとあります。

ミシュランの一つ星の京割烹

京天神野口の2号店として2019年11月にオープン。本店の味や想いを継承しながらも、料理長の地元である五島列島の食材を組み合わせた割烹料理が味わえます。

名物「肉吸い」は絶品

京都は和食だけでなく、歴史と文化が豊かに詰まった美しい町。祇園や花見小路など、歩いて探索する価値があるエリアがたくさんありますし、古代の宮廷文化や仏教の影響を受けた歴史的建造物や寺院、神社が残されています。清水寺、金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷大社をはじめ、枯山水の名庭園 「龍安寺」もぜひ訪れたい場所の一つです。

この記事を通じて、京都のものづくりと町の魅力を感じていただけることを願っております。

最後までありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう。^^

山田

《おすすめの記事》
1.D2C創業、最初の壁を超えるための5つの基本

2.ものづくりについて
→D2Cブランドの99%はプロダクトで決まる

3.ファンづくりについて
→お客様をファンに変える。熱エネルギー型のブランド論

ファクトリエ《ベストバイアイテム

(最後に)
私自身がアトピー性皮膚炎であることから、肌悩みを持つ方向けの商品を開発しています。

現在は主にレディース中心ですが、もし洋服に困っている方がいましたら、ぜひ気軽に私のSNS宛(山田のTwitter)にご連絡ください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?