見出し画像

【ビジネス】24時間の使い方

どうにも仕事に集中できない日が続いていて確実パフォーマンスが下がっていると妙な焦りをずっと抱えていたのですが、たまたま書店で見つけたこの本を読んでいます。

24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力

24時間をどう効率的に使うかでもなく、タイムマネジメントでもない。マルチタスクをやるにはどうしらいいかというものでもない。

いかに「今、目の前のことにただ集中すること」
ただただ、これだけ…こんなsimpleな事がとても難しい。

全くできていない。ただ、あ…めちゃくちゃ今集中していたなとか、ある種のゾーンに入った感覚を覚える事はたまにある。確かに振り返ると、何も考えず目の前の事をただ集中してやっていた。でもそれが何でできたのかもわからずに同じ時間にやったり等したが再現性がなかった。作業をしていると何かが気になり、それを調べだす…なんだかソワソワしてウロチョロしたりと…自分は落ち着きがないからそうなのかなと思っていたけどどうやらそうでないらしい。

SNS、マルチタスク、後回しにしたタスクの期限が迫っているなどの不安…このようなものがその目の前の集中を遮っているようです。

びっくりしたのが…たった2.8秒で集中力は崩壊するということ

PC作業をしている時に広告やメール、Slack等がポップアップ表示され、作業が2.8秒中断されると、ミスが発生率が2倍になり、4.4秒中断されるとミスの発生率が4倍になることが研究でわかっているそうです。

こんなもの日常茶飯事…Slack等しょっちゅう飛んでくるし、その度に集中力が切れていたら作業の進捗なんぞ悪いに決まっている…

本当に集中しなければならないときは、上記を意識してSNS,メールポップアップ等を遮断して視界に入らないところで思考や作業をする事をしないといけない。確かに…前職の上司は毎週決まった時間に思考の時間を確保していた。代官山の蔦屋書店でノートだけを開いてひたすら思考する時間をとっていると言っていた。その時は連絡は取れない。ここまでやらないと現代社会は色々なものによって集中力を妨げられる。

もう一つ…マルチタスクで、生産性が40パーセント低下。作業ミスが50%増加する。創造性が大幅に低下する。今日という1日をいかにシングルタスクにするかがとても重要になってくる。じゃーどうやってシングルタスクにするんじゃいって話なんですが…よくある時間管理のマトリックスで優先順位を決め、重要度と緊急度を分ける事から始める。

・第1領域(重要度高・緊急度高)
最初に取り組み、早めに完了させるべきタスク。重要度が高く、緊急度も高い。先延ばしにしていた重要なタスクもここに入る。

・第2領域(重要度高・緊急度低)
期限を決めてスケジュールに入れ込むべきタスク。重要度が高いにも関わらず緊急ではない(時間的制約がない)ため、放置されたり優先順位が下がりやすい。

・第3領域(重要低・緊急度高)
他の人に任せるか、辞退するべきタスク。緊急性は高いが重要度が低いため優先順位を下げたり他の人に任せたりすぅることが可能。

・第4領域
後回しにするか、完全にやめるべきタスク。取り組んでもほとんど意味がないどころか、重要度の高いタスクの邪魔になるため時間を割いてはいけない。

まずは4つの分類をすること。
あとは脳の仕組みを利用すると良いらしい。

脳には、必要だと判断した情報を積極的に取り入れ、不要な情報を排除する働きがある、これを「選択的注意」という。自分の興味のあることは意識しなくても入ってくるという事に近いのかな。賑やかなカフェとかで作業に集中しているときに周りの雑音が聞こえない等もこの類との事です。

つまり、4つの分類を視覚化することで脳に重要な事とそうでないことを判断させることが良いとの事。

まず今日やるべき事は以下んも2つ
①現在のタスクを4つの分類にわけて視覚化をする
②スマフォやPCに触れずに思考する時間をつくる(1日1時間

そういえば…思い出した。

以前この話を上司に聞いた時、意識的に1時間~2時間スマフォもPCももたずに会議室にこもってノートを広げてとにかく思考をした時期があった。確かにめちゃくちゃ集中できた気がする。しかし、日々の業務に忙殺されいつしか消えてしまった。でもこれが本当はパフォーマンスに影響をしているという事に全く気付いていなかった。

重要であることは認識した。もう一度やってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?