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汗っかきはこうして改善できる?理想の自分を手に入れる3つの対策

5月の下旬ですが、すでに真夏日の日もあるくらい今年は暑いです。

私は汗っかきの為、この季節になるとまるで集中豪雨を浴びたかの様に、
全身から汗が噴き出ます。

妻からもよく笑われ、自分でも新陳代謝が良いのだと言って返しています。

その時にふと、汗が出る仕組みが気になり、調べてみる事にしました。
今回は発汗の仕組みと対策についての記事になります。


発汗の仕組み

実は汗が出るのは哺乳類の中で、汗腺を持つ動物のみです。
なぜなら哺乳類は一年間を通じて、一定に体温を保つ「恒温動物」だからです。
「一定に保つ」為に、発汗をし体温調節をしているのです。

人間の体温は35度~37度で保たれています。
これは体内の細胞や内臓、脳を含めた器官が効率的に活動できる温度だからです。
特に脳は熱に弱い為、40度を超えるとほとんど機能しなくなるそうです。

風邪などで発熱しり、猛暑日に外を歩いていると頭がぼーっとしてくるのは、脳が機能低下しているからと言えます。

ここで驚きだったのは、汗腺を持つ哺乳類は人間以外にも存在していますが、実際に発汗によって体温調整をしているのは人間と馬だけなのだそうです。
犬や猫も汗腺は持っていますが、発汗での体温調整はしないのです。

つまり、発汗での体温調整をしているという事は、とても優れた機能だったのです。

汗が出る3つの要因

まず汗が出る原因からご紹介します。
実は運動での体温調整以外にも、発汗する原因があるのです。

温熱性発汗

一番わかりやすい、上がった体温を下げる為の発汗です。
気温だけでなく、激しい運動を行った際に、全身から発汗します。
ただし、温熱性発汗の汗は手のひらや足の裏からは発汗されないそうです。

精神性発汗

緊張や興奮が原因で発汗することです。
大勢の人の前や会議、試験で緊張といったシーン、またはホラー映画を観たり、スポーツ観戦をしてドキドキした時に、発汗する汗のことです。
汗が出る部位は温熱性発汗と逆で、主に手の平や足の裏、ワキの下などの限定された部分のみで、短時間の発汗となります。

味覚性発汗

カレーなどの香辛料が効いた辛い食べ物を食べた際に、反射的に起こる発汗のことです。
特に額や鼻などから発汗しますが、食べ終わると汗も引いていきます。
これは発汗することで、肝機能の働きを助ける効果があるとされているそうです。

対策

自論ではありますが「強制的に汗を出なくする」というのは、身体の反応を抑制する気がする為、あまりお勧めではありません。
「ではどうするの?」となると思いますが、「上手に汗を出す」様にすれば、身体に無理をする事なく健康的に対策できると思います。

具体的には「汗腺を鍛える」事です。
調べていくと、汗が出る事自体はやはり代謝が良いことだとわかりました。

ただ「汗の出し方が下手」な為、必要以上に汗が噴き出たりするのです。
具体的には運動不足や肥満の方は、汗腺が衰えている為、うまく汗の量を調整できず、大量の汗が出てしまいます。

そこで下記のポイントを押さえる事で汗腺を鍛え、適切な発汗量に調整できる様になるそうです。

①5分以上、お湯に浸かる


普段、シャワーで済ます方もいるかと思います。
そこを毎日、5分以上お湯に浸かる様にします。特に半身浴を取り入れるのも効果的です。自律神経が整い、精神性発汗も抑えられます。

②運動する


肥満体の方は、身体が熱を上手く放出できない状態です。
日常的に運動を取り入れる事で、汗腺を鍛え脂肪を燃焼できます。
ウォーキング等、継続できる事からがお勧めです。

③食事を変える


香辛料の多い食事や脂肪分の多い肉料理などは、肥満の原因になります。
またカフェインやアルコールも、発汗を促進したり汗のにおいの原因になります。

摂取量を抑え、魚を中心にしたヘルシーな食事に変える事で、汗の出る量を減らしていけます。

まとめ

対策で書いた3つのポイントは、発汗量だけの話ではなく健康な身体を作る為にも大切なポイントです。

健康で理想的な自分は、自信にもつながります。
正に一石二鳥の発汗対策ではないでしょうか。

今回の記事がこれからの季節、皆様のお役に立てれば幸いです。

ではでは☆

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