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リモートワークで培うべき力、日常から感じる4つのポイント

お盆が過ぎて、ここから少しづつ暑さも弱まってき始めます。
40℃を超える猛暑日も伝えられる今年の夏。
過ごしやすくなる日が待ち遠しくもあります。


会社以外の場所で働ける日常

「リモートワーク」という働き方が日常となって久しい今日この頃。
リモートワークという働き方が推奨され始めた時は、物流の仕事をしている事もあり「自分には出来ないだろうな」と思っていました。

しかし様々は変化と、体制や運用方法の見直しを行う事で、今では週の何日かはリモートワークを行っています。

会社以外の場所でも仕事を進められる。
特に猛暑日や豪雨の日にリモートワークをしていると、技術と時代の変化からくる恩恵を感じます。

朝起きて、ゆっくりと準備をしてPCを立ち上げる。その時の気分に合わせたBGMを小音量で流し、ドリンクを用意して定位置に座る。

スケジュールとメールの確認から始まり、必要なタスクを順番にこなしていく。
合間で炊飯器をセットし、ランチはゆっくりと食べながら映画を観て過ごす。
午後はリモートで会議を行い、必要書類を作成していく。

こうした時間の余裕がある状態は、精神的にも良いと感じています。

以前の働き方

振り返ると、転職しサラリーマンになった頃は、”移動”に結構な時間を使っていたと思います。

朝に決まった電車に乗るために急いで準備をし、定時の少し前に出勤する。
取引先との打ち合わせの為に電車に乗り、打合せが伸びれば帰れるかを心配し始める。
特に地方の取引先の場合は、新幹線や飛行機に乗る必要もあり、電話会議の提案が何より有難いと感じていました。

慣れない土地では電車の乗り過ごしや、タクシーが捕まらないなどの
時間以外のアクシデントもありました。

変化した事で生まれた事

「リモートワーク、リモート会議」はそうした労力を無くしてくれました。
PC画面上では長時間の会議は疲労が溜まる為、自然と時間通りに会議が終わります。

またオフィスへ出勤が必要な人数が絞られる為、事業規模や従業員数が大きな会社であっても、オフィスを拡げる必要がなく、コスト削減や増加防止になっています。

そして人と人の交流にも新しい変化が生まれました。
誰かと会うという事に、”距離”という制約が無くなりました。
地方の友達や家族ともPC上で顔を見て話せるようになりました。

一昨年の年末は、別々の会場で集まった友人達とリモートで繋ぎ、年越しの瞬間を共に祝ったのを覚えています。

またフリーランスの友達は、家に居ながら作業ができる為、複数の案件を進める事も可能になったと言っていました。

正にリモートが日常になった事で起きた恩恵と言えると思います、

無くなった”常識”

その反面、無くなったモノもあります。

先ほどのリモート会議であれば、先方に伺う訳ではない為、手土産も必要ありません。
会議後によくある「この後一杯どうですか?」という、先方との交流も無くなりました。

またバーチャル背景はもとより、カメラをOFFにする事ができる場面であれば、自分自身の服装や髪型、部屋の状態を気にする必要も余りありません。
見えないところがどうなっていても問題ないのです。

その他も様々な変化があるとは思いますが、全てに通じて一番無くなりつつあるのは「気遣い」ではなかと思います。

・相手の好みは何か
・どんな自分であれば相手が快く話ができるか
・どう見られているか、清潔感は保てているか
・会議以外の時間ではどんな話がしたいのか

PCの画面以外のところにある、相手から発せられている情報を掴む力はとても大切だと思います。
思っている事を全て言葉で伝えてくれるという事は無いからです。

そして情報を掴む力は、相手と実際に対面した時しか鍛える事ができないと感じています。

リモートワークが日常化し、私を含め時間をより有意義に、自分の為に使う事ができる様になりました。
だからこそ、人と接する時間を意識して増やし、価値観を拡げ、自分の成長につなげていきたいと思うのです。

ではでは☆

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リモートワークの日常

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