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教育の現場で改革!宿題の無い夏休み

今日で7月も最終日。
小学生の時は、明日から8月になる事を考えると
そろそろ宿題の残りが気になり始めている頃でした。

そんな「夏休みの宿題」に改革的に取り組んでいる校長先生がいらっしゃる事を知りました。


宿題の目的に立ち返る

新宿区立西新宿小学校の長井満敏校長先生は、
「覚えた漢字を10回20回と繰り返し書かせるような宿題に、どれだけの意味があるのか。」と疑問を持っていらっしゃったそうです。

この言葉を読んだ時に、小学校時代に感じていた違和感を思い出しました。
既に書ける漢字を書き、解ける公式を何問も解く。
それよりも読書感想文を書いたり、朝顔の研究をする方が楽しかったのを覚えています。

長井満敏校長先生は夏休みの宿題を廃止、更には通常の宿題や定期テストから通知表までを廃止にされました。ある種、子供の教育状況を量り管理するツールを全て手放した状態です。

しかし、廃止前と廃止後での学力テストの平均点はさほど変わらなかったそうです。
子供は自主的に学び、わからなければ先生に聞く。この理想とも言える状態を見事に作り出し、結果に繋げているのです。

同時に行う労働改革

さらに教職員の方々の業務も減る為、労働環境の改善も同時に行われました。
そして保護者との面談回数を増やし、より丁寧に学校生活の状況を共有できる仕組みを作り上げられました。

先生方の中には時間的には楽になった反面、教育水準や休み明けの生徒の状態に不安や戸惑いもあったと思います。
しかし、誰もやった事がない事をやり、現状を大きく変えるから「改革」と呼ばれると思います。
それを信念をもって断行されている校長先生と、柔軟に対応をされているだろう現場の教職員の方々を尊敬します。

信念を貫く

皆様にとって信念と呼ぶモノは何でしょうか。
信念に大きいも小さいも、凄いも凄くないもないと思います。

長井校長先生だけでなく、経営者や監督の様にリーダーシップを持つ方々には、何を言われても成すと決めた事を貫く信念があると思います。
色んな方の本を読ませて頂いても、その時代毎にある逆風をモノともせず、
結果を作られている事を学びます。

私も一社会人、一事業主として、決めた信念を貫き通せる様に
日々精進していきます。

ではでは☆

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