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映画『シャイロックの子供たち』

皆さんは映画はお好きでしょうか。
私は詳しい訳ではありませんが、映画館やAmazonPrimeなどで時々映画を観ます。

解りやすいアクション映画も良いのですが、最近はコミカルかつストーリー性が高い映画を観る事が多いです。
特に阿部サダヲさんが出ていると、コミカルと真剣なシーンのメリハリが面白く好きです。

そこで今回は最近観た映画の中で、お勧めを記事にしました。

決算!忠臣蔵

2019年公開の映画なので、少し古いかもしれません。
「忠臣蔵」といえば、大石内蔵助が赤穂浪士47名で吉良上野介を討つ事件の事です。
こういった歴史的事件を題材にした映画は、主人公の想いや人間関係、主君への忠義といった所をフォーカスする事が多いです。

しかしこの映画は「予算」にフォーカスしていて面白いです。
確かに刀1本、鎧一式でもお金がかかります。
しかも御家取り潰しは現代で言えば、会社の倒産と同じ。
手持ちのお金をどうやりくりするか、藩主の大石が頭を悩ませますが、お金の使い方が得意ではない為、どんどん減っていくのです。

特に赤穂浪士達が討ち入りに向けた会議をしているシーンは、
予算度外視で欲しいモノを言っていて、大石が困惑している姿が描かれ、
実際もこうだったのかなと考えるとすごく好きなシーンでもあります。

この「余りフォーカスされないが、実際にはあったであろう経済的な難題」は、歴史を見るのにも新しい視点となり、すごく面白かったです。

シャイロックの子供たち

こちらは2023年公開の映画で、メガバンクを舞台にしたサスペンス要素もある映画です。
阿部サダヲさん主演で、池井戸潤さんが原作。
池井戸潤さんの作品も私は好きで、「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」「アキラとあきら」など、金融を中心としたリアルストーリーが緊張感を生み、作品の世界観に引き込まれます。

エリート銀行マンが顧客に嵌められてしまう所から、阿部サダヲさん演じる銀行マンが事実を1つ1つ解明していく。
不器用でも真っすぐで人間味のある阿部さんの役が、ストーリーの展開をスピーディーにしていきます。

まとめ

今回はお勧めの映画2本のご紹介でした。
他にも「ブルーロック」や「キングダム」も私は好きで映画を観に行きます。
映画もライブも、自分の日常を離れ別の世界に入り込む感覚は似ていると思います。
皆さんも是非、映画館での時間を作ってみて下さい。
新しい刺激と感動を体感できるかもしれません。

ではでは☆

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