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#66 サラリーマン、初音ミクさんを迎え入れる

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回は初音ミクさんを導入するにあたって、色々調べてみようと思います。

↓↓ 前回 ↓↓

初音ミクとは

もはや知らない人いないんじゃないかってくらい浸透してますが、
ざっくりした背景と歴史くらいはおさえておきましょうか。

初音ミクはクリプトンが2007年に開発した合成音声です。
ヤマハが開発した音声合成システム「VOCALOID」と組み合わせることによって女性の歌声をソフトウェア音源として鳴らすことができます。
(クリプトンもヤマハも日本企業です。完全国産なんですね。)

歌声は一から作り上げているのではなく、声優の藤田咲さんの声をモデルに作成されています。
声優としての代表作をいくつか見ましたが、一つも知っているものがなく...
誰もが知ってる大物声優ってわけでもないんですね。意外でした。

名前の由来は、未来から初めての音がやって来るという意味で、
「初めての音」から「初音」。「未来」から「ミク」らしいです。

初音ミクの歴史

クリプトンの公式サイトを見ると、現在の初音ミクの最新Ver. は「V4X」

4世代目ってことですかね。Wikipediaでバージョンの年表を見てみましょう。

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一概に初音ミクと言っても、これだけのバージョンがあるんですね。
それぞれの世代間で何が変わったのか見てみましょう。

・「初音ミク」→「初音ミク・アペンド」
アペンドはappend。意味は追加。
つまりは音声ライブラリが新たに追加されたバージョンになります。
使用するにはあらかじめ別途「初音ミク」が必要であり、初音ミクAppend単独での使用はできなかったそうです。

↑の表にもある通り、ここで様々な曲やシーンに合わせた音声が出せるようになったんですね〜。
「初音ミク・アペンド」→「初音ミク V3」
ここは作曲側にとっての劇的な節目だったそうです。
何が良くなったのかというと、「piapro studio」という便利なボカロエディタの登場。
実際に自分は触ったことがないのでまだわからないんですが、ボカロは音程に加えて歌詞などのデータを打ち込むための専用エディタを使うそうです。
作曲者側の環境が良くなると意欲も段違いなので嬉しいバージョンアップですね。

英語対応もされ、本格的に初音ミクが世界デビューした世代でもあります。
「初音ミク V3」→「初音ミク V4X」
ここはざっくり言えば音質の向上。
音声がよりクリアになったり、音の繋がりが滑らかになったりしてるそうです。

これら以外に、前の記事でもちょくちょく話題に出してたんですが、
新作の「初音ミク NT」が今秋リリースされるそうです。
どんな違いがあるのか今から楽しみですね。

導入理由

初音ミクの紹介についてはこんなところで、何故導入するのかというところについてちょっと話します。
導入理由としては以下3点です。

① 筆者が歌えない
② 歌ってくれる人がいない
③ デモにも使える

については、筆者の歌唱力が一般人レベルなので...
とても世に出すクオリティではないので、まあ仕方がないです。

ですが、今のところ歌ってもらうつもりがないというのが正しいです。
一旦は自分の作品は自分だけで完結させたいと思っているので。今後、作曲活動が安定してきたら歌い手を募集したりというのはあるかもしれません。

はプロも使ってる手法です。
ボーカルを入れる前のデモ段階でボーカロイドを入れることによって、ボーカルの人がイメージを掴みやすくする、といった使われ方がされているそうです。
(テレビで観たんですが、今人気のYOASOBIはこの手法を使ってました。)
なので、最終的にどういうボーカルの入れ方をするにせよ、ボーカロイドを導入しておくのは無駄にはならないのかと。

さいごに

今回は初音ミクについて調べたのと、改めて導入理由を振り返りました。

次回は実際に導入するところを記事にしたいと思います。
(V4Xの無料体験版が配布されているらしいので!!!)

ここまで見ていただきありがとうございました。

サポートいただけると泣いて喜びます。いただいたサポートは今後の音楽活動に当てていこうかと思っています。