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太極拳教室で学んだこと

昨年の11月から町の「太極拳教室」に通い始めたのがきっかけとなり早5ヶ月が経ちました。習い始めてから日常生活の動きの中に「太極拳」が活きているように感じます。

例えば、習慣として腹式呼吸をとりいれて気持ちを安定させたりするようになってきました。今回は、太極拳で学んだことについてお話しします。

「緩める」という感覚

太極拳では「股関節から膝関節を緩める」ということを教わる。「ホッと」ため息をついて身体の力を抜いた状態をイメージするという感覚です。最初は股関節の力を抜くという感覚が具体的につかみにくいものです。日々練習をしているとだんだんと慣れて心地よく感じるようになってきます。

「スワイショウ」の効果

「太極拳教室」の練習をする準備運動でまず初めに「スワイショウ」と言われる動きを教わります。下半身は股関節、膝関節をゆるめて、上半身は自然に力を抜いて骨盤の上にのせているだけの状態。力を抜いて骨盤から上、背骨を中心に旋回させる動きをします。

「スワイショウ」の効果については、西山先生が次の動画が分かりやすく解説してあります。私もこの動画でさらに理解が深まりました。


「丹田」を意識する

太極拳は全体を通して自然呼吸で行います。とくに最初に基本の立ち方で「起勢(チーシー)」から始めると「丹田(タンデン)」に「気」をしずめるように意識を集中していきます。
教室の先生曰はく「『丹田』とは具体的な形としてあるものではなく、お尻の骨の「仙骨」から腰骨に包まれた身体の中心部分を意識してみてください」とのことでした。

「丹田」を意識することで自然とゆっくりとした腹式呼吸ができます。また、腰の位置(高さ)を維持しながら移動することで動きが安定してきます。
「丹田」については、次の動画で中村げんこう先生が分かりやすく解説されています。


体を痛めないゆっくりとした動き

ゆっくりと動くことで自分自身の関節の可動域や筋力に限界を意識しやすいこと。そのことにより体を痛めない身体の動かし方を意識するようになりました。

たとえは、膝を痛めないように体重をかけている足は膝が足のつま先より前に出さない。太極拳はゆっくりと歩いているように行うことによって片足重心になると自分の足の使い方の習慣(癖)がわかってきます。

「太極拳教室」では、「膝の向きと足指先の方向を同じ向きにして体重をかけるように」と指導されます。

まとめ

太極拳を始めて学んだことは日常の習慣によって身体が作られているということでした。知らない間に、体を歪めて関節や筋肉を痛めていることがあるということの気づきもありました。それがストレスとなって身体の不調に繋がっているのだなと感じています。

「太極拳」を行うことで日頃の習慣や身体の動きの「癖」に気づけたことは大きな学びとなりました。これからも「太極拳」を続けていきながら人生を楽しんでいこうと思います。
すこしでも「太極拳」の魅力が分かってもらえればうれしいです。


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