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しかしまあこれはどちらに転がるか。「路面電車が海を渡る」までは行かないにせよかつて札幌でも川を渡る路面電車は走っていたんだが。それ以上にカオスな変遷を辿る「風をあつめて」の使われ方も面白かったりするわけで。

しかしまあこれはどちらに転がるか。

 色々聞いたがカバー側だと矢野顕子版と桑田佳祐版はやはり
別次元に逝ってるな、と「風をあつめて」。

この二つをまず除けた上でぼちぼち話をしていくか。

 岡山の路面電車に乗ってからある程度開眼して軌道系交通に
旅するごとにハマっていた、といふ自覚はあるのですが、
こと軌道系交通ににおいて「風をあつめて」のような車との
併用軌道で「路面電車が海を渡る」までは行かないにせよ川を
渡る光景に遭遇したのは専用橋のチン電こと阪堺軌道と旧富山
ライトレールを除いてしまうと富山地鉄の区間で、だけになる。
(広島は行ったが路面電車乗ってない。長崎熊本鹿児島は
行ったことがない)

 で、かつて札幌にも橋を渡る路面電車、といふ光景はありました。
かつて札幌は路面電車と車が高架だったので鉄道の上を跨いで走って
いた「おかはし」と定鉄の豊平駅前まで路面電車が出ていた頃豊平川
を渡っていた旧豊平橋の時代と。

別軸の写真で言うと「札幌 市電が走る街 今昔」(JTBパブリッシング)
や「札幌・市電の走る街」(トンボ出版)にも路面電車が川を渡る
写真は記載されているのかな。

このあたりが近いか。

ここにある写真はそれらともまた違うけど。

 で、そこの沿線沿い(豊平線)にはかなりしつこく最後の方まで
SPARであり続けたコンビニや札幌や小樽運河にも展開してた豪雪うどんの
店舗もあったのでそれらを展開していくのが主線なのかな、と思ったの
ですが。

全国的にはカスミやサニーマートを軸にしたホットスパーが
あったけど、ポプラやココストア、ハメマになって消滅。
 北海道はセイコーマートが一形態としてSPAR(スパー)を
展開してたけど、国際スパー本部と直接契約を継続することに
してた北海道スパーも2016年8月末で全店の営業を終了。
その中でもかなり最後まで生き残っていたのが、南4条東2の
丸惣河関(まるそうこうぜき)の近くにあったSPARでした。

豪雪うどんの店舗はすすきのから創成川を渡った東の
あたりに店を構えていた記憶。


 まあそれ以上に流転した「風をあつめて」の変遷も面白かった
りするわけで。

 「風をあつめて」誕生とアンチ東京オリンピックの起点は
やはり名盤ドキュメントが一番まとまってて詳しいのだが。


 まあ伝説のはっぴぃえんど復活後で「フルで歌えない」
宣言してた細野の代わりもちゃんと用意周到な高野寛主導の
この「風をあつめて」はいいライブだなと。

その後はコッポラの娘が撮った『ロスト・イン・トランス
レーション』で「風をあつめて」が採用され。

はたまた「風来坊」と共にグリーンチャンネルの長期シリーズ
「競馬ワンダラー」の主題歌として長く利用され。

その後も多くCMなどで数多のカバーや原曲が使われる
時代に。BSだと太田和彦の番組の主題歌としても定着
しているかなと。

https://m.youtube.com/watch?v=N3i5acYEFac

とまあ今日はそんなあたりで。


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