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こちらの「しょうゆ豆」も食べたし、池田食品のスペックと池田製菓との関連をここで一纏めにしておく。

まあ確かにこちらの商品の発売地域は北海道だけですし、
こちらにうどん県産のモノが流通することは少ないので、
あまり「紛らわしい」にはならんのですが。

まあ高松の忌まわしき栗林公園で「雪隠状態プレイ」を
喰らい、それ以外に寄ったのは「しょうゆ豆」を買うだけ
の為に大西食品に寄っただけで高松をスルーされた、
って話は以前こちらに書いたんですけど。
地域レシオとデバイスがかけられると、
案外コメントするとき話の持って行き方がラクになる。|torov|note

まあ一般的には札幌の百貨店(丸井さん(丸井今井)
とかさっぽろ東急、で観たら大丸札幌店にも入ったんだ)
に入っている「IKEDA」で節分の頃になるとちょっと
だけ目立つ豆類を使った菓子で有名な会社、観光みやげ・
おつまみの定番で行くと「カレーカシュー」なんかが有名
なところでございます。

まあサツドラだと規模やその他もろもろの事情でほぼ
小さいところだと「置いてない」扱いになってしまうのが
以前も言ったキクロンのXスポンジや、この池田食品の
豆類加工菓子になるのがどうにも解せないのですけど。

まあそんな白石区にある池田食品とかつて南樽市場の
近くに工場があった「バンビキャラメル」の池田製菓の
関連は資本的に全く関係ないけど、人物的には大いに
関係があった、と結論付けられている。

一応「バンビミルクキャラメル」の記述に関しては
例によって塚田さんが「ほっかいどうお菓子グラフィティー」
でまとめて書かれてはいる。

 ディズニーアニメのキャラクターで知られる愛らしい
バンビの姿は、今も広く親しまれている。そのバンビの
パッケージでおなじみの「バンビミルクキャラメル」は、
昭和27(1952)年6月、小樽の池田製菓から世に送り
出された。
 創業者の池田泰夫は、新潟県柏崎生まれ。

塚田敏信「ほっかいどうお菓子グラフィティー」
(亜璃西社)「バンビミルクキャラメル」p135

でもその一方で同じ「池田」の名前を冠しながらも
塚田さんが池田食品に関して書いて記述を観たことは
残念ながらなかった。「わくわくおやつ手帖」もこの
あたりの記述はない。

池田食品の顛末に関してはこう記述されている。

初代の池田泰夫、2代目叡治、3代目道彦と続いた池田
製菓が、80年余りの歴史に幕を下ろしたのは、平成18年
11月30日のことだった。

塚田敏信「ほっかいどうお菓子グラフィティー」
(亜璃西社)「バンビミルクキャラメル」p137

平成18年は2003年でこの年倒産。南樽市場の近くにあった
工場の煙突の煙もやがて建物ごと壊されて無くなったと。

そういやマイナーな地名スレでここの問いかけは一度
やらかして、結局なんとか結論が見えたのだっけ。
 なので、提起部分はリライトしてみっか。

34 名前: とろんとろん 投稿日: 2004/02/29(日) 15:38:41
ID:rcbAVxvw [ runsystem008.h-ix.jp ]
そういや下野幌小学校(6丁目)が1981年に青葉小学校と改称
されたことを含む青葉町のことに関しては1スレの122で
「87年まで青葉町、現在は南郷通在住」といふ方が
以前に説明しておられたのですな。

あとも一つそういやだけど、その7の180-181でそれぞれ
牛鍋さんと西創成さんが言われてたところで、
>小樽・池田製菓は、バンビキャラメルと豆菓子。
とあるけど、この池田製菓と白石区にあるタマゴボーロの
元祖にして節分の頃にもいろいろ紹介された池田食品って
何か関係あるのだろうか?(いや豆菓子、といふところが
どうも気にかかったもので)

それからその9でも少し語ったロビンソン札幌店
(旧松坂屋→ヨークマツザカヤ)には東京堂書店撤退後
本屋のテナントがありませんでしたが、3月1日から
「文教堂書店」が出店する模様。出店するのはロビンソンの
5階で、どうやら専門店街を運営する「ススキノ十字街ビル」
の誘致に応えたものなのだそうな。

【知名度ゼロ】スレも立たないマイナーな地名in札幌【その十参】

このうち下の話題に関してはかつて記事で書きました。
札幌の書店について。
<過去パートの参考史料編・地下鉄大通駅・すすきの駅周辺の書店編>~「#それは別件で起こす」シリーズ・第8回。|torov|note

上の話題はまあ関係ないですけど、このコメントを前提に
して、既に言われてはるよ、を提示したかったのかなと。

122 名前: 87年まで青葉町、現在は南郷通在住
投稿日: 2002/07/15(月) 02:22
ID:AOZ0VWFQ [ ntt1-ppp133.sapporo.sannet.ne.jp ]
【青葉町】

旧住所は下野幌(青葉町以外では新札幌、厚別南の南部、
厚別東の南部、もみじ台等)。

青葉町1丁目~8丁目は下野幌団地(市営住宅と一戸建)で、
下野幌だと厚別区内の上野幌・小野幌や江別市野幌と紛らわ
しいので、1969年に青葉町と命名された。

9丁目~16丁目は民間の分譲住宅地だが、1982年に青葉町
の後半になった。

1968年に開校した下野幌小学校(6丁目)は、1981年に青葉
小学校と改称された。新設校でなかったら改称出来なかった
と思う。

1965~70年に建てられた市営住宅は2DKで風呂無しだが、
2000年から改築が始まった。1丁目のA団地と5丁目の
B団地はあぼーんされ、跡地には高層住宅が建設されている。

3丁目1のC団地、3丁目2のD団地、6丁目のE団地、
8丁目のF団地は健在(2010年以降に改築されるらしい)。
123 名前: なまら名無し 投稿日: 2002/07/15(月) 12:38
ID:9GRFk52g [ p0640-ip02sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp ]
青葉=春

ひばり=夏

もみじ=秋

というような理由で、あの辺の団地名は名付けられたと聞いたことある。

やっぱり、冬は寒いイメージがあってダメなんだろうか?

【知名度】スレも立たないマイナーな地名in札幌【ゼロ】

ネットでこの双方について並べていたのはまずはこれ
だけだったかなと。

池田製菓(池田バンビ)と池田食品|みるく☆だより

池田製菓(池田バンビ)は
1922年、小樽市花園町の
「台湾直輸入バナナ問屋」 からスタートし
バナナだけでなく落花生なども扱っていたことから
バターピーナッツ、マコロンなどの
豆菓子製造につながり
1951年からキャラメルも製造を開始し
翌年、ウオルトディズニー プロダクションと
契約を結び
ディズニーの『バンビ』を
パッケージに使用して
『バンビミルクキャラメル』を販売した所
爆発的な人気で有名になった会社です

会社は10年位前に倒産してしまいましたが
『バンビミルクキャラメル』の人気で
株式会社北海道村に製菓事業は譲渡され
『バンビミルクキャラメル』だけは残ったそうです

池田食品は
1948年、札幌市中央区で乾物問屋として開業し
1950年、落花生の加工豆の製造を始めた会社です

北海道の豆菓子で今、よく見かけるのは
『池田食品』の製品なんです

池田製菓(池田バンビ)と池田食品|みるく☆だより

まあ株式会社北海道村も「生キャラメル」ブーム
の頃に経営難に見舞われて倒産して、現在は発売されて
ないあたりをさ迷っていたような。

よって辿り着いた結論としては。
(いとこの家が白石にあったり、短い期間だったけど
東札幌の図書館に勤めたこともあって、池田食品の直売
工場には何度か行けたこともあったりして辿り着いた)
 つまり、

池田食品は1948年に池田泰一が乾物商として創業し
「うぐいす豆」などを製造。泰一は「バンビキャラメル」
で知られる池田製菓(小樽)の創業者の親戚にあたる。

お菓子編 タマゴボーロ

って話ではあるんかと。

で、なんとか見つけたら、
やっぱり先に行き着いて
ファクトチェックが出来てたのは
塚田さんの記事だった、
ってことか。
上の記事元はウェイバックマシンで残ってました。

なのでここからは現在の池田食品の沿革に記された記述
と摺り合わせていけばいいことになる。

1948
乾物商として創業

有限会社松屋池田商店を故池田泰一が乾物問屋として、
札幌市中央区にて創業。主に落花生、椎茸、かんぴょう、
たけのこ、のり、干し芋などを扱っていました。

1974
社名を現在の池田食品株式会社へと変更

1984
創業者池田泰一が死去。現社長池田光司が二代目に就任。

池田食品「沿革」(抜粋)

最近は娘さんが三代目として、商品開発やテレビの
矢面に出てくることが多い印象ですけど。

で、大事なポイントは(主に本州(内地)へ行った
元道民向けに記そうかと思いますが)、2つの昔ながらの
製菓工場・製菓会社が池田食品の元に集結しています。

一つ目が各地で生産される「ボーロ」の末裔。
全国的にはポルトガル伝来の「ボーロ」を「ぼうろ」
として様々な形で生産していることが多いですが、
北海道の「タマゴボーロ」といえば「ハシモトの
タマゴボーロ」。北海道産のジャガイモデンプンを
中心に作られている商品で定番のものですが、かつて
「ハシモトのタマゴボーロ」を作っていた株式会社
橋下製菓工場をここの池田食品株式会社が引き継ぎ、
1983年からタマゴボーロの製造を担っています。
(パッケージはそのまま「ハシモトのタマゴボーロ」
で売られているかと)

もう一つはひらがなで「はまつか」と記されることが
多かったかりんとう事業。浜塚製菓株式会社を2001年に
継承したのもここで、かりんとうも手がけていると。

といふあたりでネット情報ではところどころまだまだ
「嘘松」成分が強めなのですが、このくらいの記述整理で
大体この「嘘松」成分を除去出来るくらいの成果は
出たかなあ、と。

池田食品のスペックと池田製菓との関連をここで一纏め
にしておく、でした。

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