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國學院大學の本試験例文で幸田文が出たときは「明確に拒絶されてんな」と絶望した。これらの文章はある種のコレラにも似て、腹を下すくらい水が合わない。食い意地が汚いのも大体受け付けない。からあえてこれを國學院大學が支援する「#私の学び直し」へとカウンター気味に結びつけていくまで。

とりあえず主な内容はある種の絶唱でもあるから。
だからこそまくらはあくまでも軽めに。

やっぱり6代目はネタの昇華が素晴らしいわ。

サイゼリヤはちゃんと復唱して再確認するから、誤発注を
減らす努力をしてるところに肝があるのだけど。

https://plus.jmca.jp/telm/telm26.html

まあそれを本来の商魂逞しくに持って行く力業が素敵。

ぐるっと遠回りしていろいろ地図も広げてみたけれど。話題が諸々繋がったので、今日は創始者から、ナンシー関を経由しつつ服部昇大のキチまで連綿したヤキソバンと日清やきそばUFOに関してつらつらと並べてみる。|torov|note

と程よくこなれたところで本題へ。


 入試問題と相性が合わない、ということは、その
学校の哲学と相性が合わないのだと考えていい。
それが、世に言われる「入試の傾向」というものだ。
こう考えれば、批判されるべきは、入試問題の偏向
であるよりも、哲学のない入試問題であり、学校の哲学を
表現していない入試問題であり、受験生との対話を
拒んでいる入試問題だ、ということになる。

石原千秋『秘伝 中学入試国語読解法』
(新潮選書,1999.03,375.8/イ)p125

残念ですが国語には道徳教育の振りかざし、しか残っていません。
そんなもんでしかないから識字率は高くても文盲、なんて事態が普通に
起こるの。所詮文盲庁なんて花見気分とウイルスで出来ているんだから
せめてコトバの選び方くらい大事にしましょうかね。|torov|note


 私の校正及び校閲の基礎は実務対応を除けば、
予備校時代にいろんな変名でチャレンジしていた
小論文の課題鍛錬とそれに直筆で付いてきてた赤ペン
添削の言いがかりと理解力を見極めることが基礎
としてあるわけですが(なんとなく文章がいずい
ことから来るタイポミスを中心とした添削は普段
の読書から会得したものですが)。


 とりわけ入試国語においては与(くみ)しやすい
作家とあからさまに相性が良くない作家からの引用
が明確で、その最悪が幸田文だった。

 親の幸田露伴はまだ後天的な情報である程度忖度
も回避も出来る感じではあったが、こと幸田文や
青木玉を尊びたがる人達に対しての「文章の水」が
腹を下すほど合わなかった印象が強い。
 露伴の好みもアレだけど、幸田文の枝豆論とか
最近は学生時代の興味をひけらかしにくる悪癖が
薄目になったので問題ないが、初期の高尾じんぐ
「くーねるまるた」における文学趣味はまるで
受けつけなかった(中華まんのあんまんにおいても
粒餡派だったことも含め)。

私をこしあん好きにさせてくれた《あんどーなつ》の描写は
4話にあったか。〜こしあんを巡るいくつもの事柄。|torov|note


 そんなことも踏まえながら、現地会場まで行って
試験を受けたのは國學院大學だったこともある。
ある程度の腕試し的に受けた一面もあり、記念に
國學院大學のノートまで購入して臨んだ国語の試験
が相性最悪だった。

國學院大學の本試験例文で幸田文が出たときは「明確に拒絶されてんな」と絶望した。なんとか解いたつもりだったけど、これにはほとほと絶望した。

 幸田露伴から幸田文、青木玉に至るまでのライン
に乗った文章はとことん水が合わず未だに何がいい
のだかさっぱりわからない。

 そうわからないとしておくことで得るものも喪う
ものもあるのだろうが、これもまた相性である、
と割り切るのがまあ今になって「#私の学び直し」
とするならばの最適解なのか、とも思う。

迷い道はくねくねしてるが、ぐずたらの蛇行期間も一通りは過ぎた。
ここは「貧乏は正しい!ぼくらの東京物語」から改めて「過疎」の
定義と意義に関して改めて再考してみた。「ばかぼんぼん」が「過剰に
疎(うと)い」とそこから自ずと「過疎」が一層進む、ってことも
あるにはあるのだ。|torov|note

「ばかぼんぼん」が「いかに空とぼけて疎い」ってことが
罪深いものなのかは「過疎」の本来の意味・意義を過剰に無視
している一面において、たぶん紛れもなく罪深いなの、だろう。

「過疎化」はあちこちで頻発しているけど、人口が密集している
地域に住んでいたとしても「ばかぼんぼん」が「過剰に疎(うと)い」
とそこから自ずと「過疎」が一層進む、ってこともあるにはあるのだ。


最後までお読み頂きありがとうございました。

ある種の絶唱でもあるものをカウンター気味に目標
となるメインのタグにまで強引に結び付ける二つの
位相について述べる感じには結果的になりましたが。



#私の学び直し
#現代文がすき
#相性
#エンカウント
#絶望した
#商魂逞しくに持って行く力業

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