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北海道弁の「いずい」と本来の「いずい」、そして「ディープインパクト」の用法と用量。

何か最近は「佐久間宣行のANNO」待ちがてら
ウォーミングアップ的に「久保史緒理のANN」を
聴く機会がままあるのですが、それにまつわる
お題を二つほど組み合わせて。

で、かつて掲示板に書いたことをリライトする
ことからまずスタートするのですが。

やっとこさデータの調整と誤字脱字の修正を
終えてきたモノにとって、誤字脱字の連発を
見せつけられるのは気持ち悪く、気味が悪い
(北海道弁的に言うと「すごくいずい」)。

今のテレビの垂れ流しもそうですが、無意味だけなら
まだしも「有害」なのはやはり困るし、
案の定大概はいたたまれないもの。

といふことで本来の「いずい」よりは若干北海道弁
になると「なまら」並みに畳語(いろんなニュアンス
に採っても意味が通じるような「合いの手」に近い
コトバ)として使われやすい「いずい」なのですが、
このニュアンスは本来の伊達藩系で使われてた本来の
「いずい」(居づらいからの転訛)に限りなく近い
使い方(用法)になるかと。

まあ「久保史緖理のANN」には「いづい」って
コーナーがあるので、一応基本例として提出して
みました。

で、問題は楽天が齎(もたら)した「昭和枯れ
すすき」のような災厄から、北海道ではその用法と
用量(地域限界)を守らなければいけない語句が
最近はございまして。
 それが「ディープインパクト」になると。
 まあ全うにこれが使えるのは「安平町」近辺に
限る、とお考え下さい、と言いたい。

(あびらちょう)とは2018年9月の胆振東部
(いぶりとうぶ)自身における胆振地方の東の端に
ある町(合併した町名。方位称や借用地名に厳しい
査定で知られた楠原佑介『こうして新地名は誕生
した!』(ベスト新書,2008.04)でも数少ない
合格地名とされていた町。アイヌ語を起源とする
旧村名の復活呼称。旧早来町と追分町が合併)の
ことですが(競走馬ディープインパクト号生誕の地)、
やはり問題は大洗出身の「デーブインパクト」に
あったわけで。

かつて道内のラジオでも「昭和枯れすすき」が
流れ「そうよ~、デーブに負けた~」と繋がる
トラウマを植え付けさせたことで、その名前は
道内ではなるべく呼称しない方がいい単語に
なってしまったのかと。

まあ典型的な負けソングといえば何の因果か
「ハイハイ敗」なんぞを見つけてしまったので、
それのリンク貼ってこの項は結ぶことにしよう
かと。「いずい」にまつわるお話から、でした。


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