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札幌の書店について。<過去パートの参考史料編・さっぽろ駅周辺の書店編>〜「#それは別件で起こす」シリーズ・第6回。

ひとまず言及するべき点は過去二回で完結
しているが、1990年代当時の札幌中心部に
ある書店のデータをこのままにして捨て置くのは
惜しいので。

過去二回で取り上げた以外の書店データと
その顛末に関してレポートしておきます。

でまた写経ノートを出してきますか。

さっぽろはこの頃だとそごうに明正堂書店、五番館西武
にはリブロがあり、東急には旭川富貴堂がBooks東急を
出店していた時代。

なので、まずはこの三つか。
さっぽろ
東急
Books東急(旭川富貴堂)/70/水曜休/10-19
・本を探すときの大穴。ただ改装されてから
使いづらい。

で何度目かの自然淘汰で山野楽器よりも
先に消滅したのが旭川富貴堂だったかなと。

五番館西武
リブロ/117/火曜休/10-19
・数はあるけど、ゴチャゴチャしてる。

リブロは早々に撤退。郊外型のリブロも
サッサと撤収してしまったが為に、五番館西武
があった頃を知らないアナウンサーを始めとして、
トキオから天下りしてuhb(北海道文化放送)に
居座った連中の思惑以上に、「北の国から」を
支えた西武文化が忘却されまくっているのが
現状である。

その後はロフトが出来て、紀伊國屋書店が
ロフト店を開く。紀伊國屋書店が札幌本店を
作ってもしばらく紀伊國屋書店はロフトにも
あった。
 五番館西武末期は札幌の古本屋がこぞって
合同店舗を出していたが(2008年11月開店
(8店舗。じゃんくまうすや薫風書林とか
サッポロ堂書店など))、旭川よりも先に
札幌の五番館西武は閉館し(古書店街は
2009年9月で閉店)、長い間のゼログラウンド
が続いている。

https://hre-net.com/keizai/keizaisougou/5864/

https://www.sapporoekimae-management.jp/20191001cobar/

(古書店群の町中進出はこの前にコーヨーの
上へと続く片道エスカレーターで行く古書店
街があり、皮肉なことにそこが現在の「綺麗
に捨ててある黄色い護美捨て場」なのは
誠に見事と言うしかない。この後は金市館の
催場で不定期に開催されながら、やがて
イケウチゲートに書肆吉成が出来て街中での
イベントも頻繁に行われるが、死期を急いで
池内どっちも工事に入る愚策へ突入しちゃった
しねえ。書肆吉成も引っ込んだので街中が
再び死に絶えつつあるのは確か)

そごう
明正堂書店そごう店/130/火曜休/10-19
・迷ったらそごうを上れ、が紀伊國屋のさっぽろ
駅進出以前の合言葉、でした。意外と探せば
的確に本は見つけられたかと。

そごうが潰える手前くらいで閉店のアナウンスが
あったかと。それでも郊外のスーパーなどで
細々と明正堂書店自体はあったが、まず常として
新書の在庫と補充がなくなり、ほどなくして
予約ができなくなって、閉店アナウンスのコンボ
が決まった感じ。

一応付けていた記録から観て、室蘭ベースのブック
メイトまるぜんが2009年2月に退いた後麻生の東急
ストア上に入った明正堂書店は2013年の8月29日閉店。
札幌周辺のスーパー等に入っていた明正堂書店は
四店舗ほど存在したがいずれも2013年のうちに閉店
していると。

あと大きな弘栄堂書店を除いた地下鉄南北線
さっぽろ駅周辺の書店の変遷は、

ステラプレイスの旭屋書店閉店=結局2009年1月
になるのかな。
 この後に三省堂書店がスライドして入店。
(2009年2月末から)
大丸でセンス本屋かましてた三省堂書店は
ある時売り場面積が半分になり殿様商売に突入。
最後はポケモンセンターに母屋を取られて2016年
8月28日閉店。

くらいかなと。

とまあここまでであと一回、大通・すすきの編は
別立てしようかなと。


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