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今月の「1ディナールの価値もありません」(4)。目的が何もないままつまらない町をただ歩かされても鬱陶しくてうだるように暑くて、ただ恨み節たっぷりにしかならない。飛騨高山に行きたい気持ちは募るが、飛騨古川で感心するのは味噌煎餅だけで二度と行く気すらない黄泉の場所。〜銀英伝参り2024

まあこちらを受けてのテレ東コンテンツ観戦記から。

【CAMPIONATO】(カンピオナート)とは懐かしい響き。と何となく筆を進めたら馬鹿試合でも勝ちは勝ち、が流れ込んできたので貰ったクラシックをガッと開けて呑んで一旦寝てみた。そんな起き抜けでつらつらとした記事がなかなか纏まらない夜半のよしなしごと。|torov|note

久し振りにまともにふむふむと観た「サタデーナイトJ」は
ビッグロックにインタビューしてた松井大輔が当日ドタキャンでいないこともあって、周りが観られる槙野智章とノノさんで十分に現場が廻ってた。

(「ノノさん」とあまりに慣れない呼び慣わしをしてたビッグロックこと大岩剛も奇妙だけれど(普段はどうせ「ノノ」呼び)、大岩剛を「ごうさん」
呼びしてた野々村芳和も大概にせいよ、な感じでなんか「ちょうどいい
進行」(かつ親交)をしてたのが印象的だった)

まあ清雲時代のJEFでヘディングゴール決めてた野々村芳和のゴール
シーンはなんか改めて新鮮でしたが(相手が横浜フリューゲルスだった
ことも含めて)。



まあワーレンとユリアン・ミンツの邂逅はともかくとして、
ようやくシェーンコップの「俺がハマーだ」宣言まで来た。
来たからには一気に首括るとはと抜けて六巻まで銀英伝参りは
徳間文庫版を読破完了。

「こちらは不逞ふていにして兇悪な叛乱部隊だ。統合作戦本部長のロックウェル大将閣下に、誠意と礼節をもって脅迫の文言を申し上げる。心してお聞きあれ」
(ワルター・フォン)シェーンコップの特技のひとつは、
気にくわない相手を本気で逆上させる弁舌と態度である。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(6)飛翔篇
(徳間文庫版,1997.09)p264

 少し抑え気味に新聞のSCRAP作業をしていることもあって
なかなかのいいペースにはなっているかな、と。
(それでもなんとか一誌の切り出しは完了で作業工程としては
もう折り返し)
 そしてエル・ファシルの名前が久々に脚光を浴びるのよね。


日曜の昼間まで寝てて、クーラーも付いてない(DCモーター扇風機は
廻してる)札幌の昼間の室温はそれでも31度くらいか、やれやれ。
 31度くらい、というと五月のまだ暑さ慣れもそうそうしてない旅路で
強引に立てこまれたうだる町(その時の気温が31度くらいだった)を
なんの目的もないままただ歩かされる徒労、という恨みたっぷりな町
のことを想い出す。
 といふことで今宵のメインは「目的が何もないままつまらない町を
ただ歩かされても鬱陶しくてうだるように暑くて、ただ恨み節たっぷり
にしかならない」って話。

 だからその代表格が「内子ろされちゃう」の内子と、この
飛騨古川なんですよね。

ここで踏ん切りだけはつけて、書いたらもう少しだけ寝るか。
そんな4月アタマの準備日なところでやってみたことなど。|torov

https://tabi2deru.com/gifu-hidafurukawaeki/

唯一見方が変えられたのはまだ庇のあった飛騨古川駅の連絡橋で、
ここだけが「唯一『君の名は』の未来」に繋がってる、二度と
行きたくない黄泉の場所だな、と深く恨み節で記憶に刻み込まれてる。


彼らは病的に肥大した自尊心を有するいっぽう、他人の感情には鈍感をきわめた。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(2)野望篇
(徳間文庫版,1997.01)p137

 まあ「飛騨高山は混んでるから」の一点張りで高山陣屋行ったくらいで
スーパー巡りも儘ならないまま一欠片も興味のない古川まで連行されて
「目的が何もないままつまらない町をただ歩かされても鬱陶しくてうだる
ように暑くて、ただ恨み節たっぷりにしかならない」のは必然なん
だけどね。

 だから飛騨古川で感心するのは味噌煎餅だけ。

 山鉾があるような祭りを後生大切に使用とカマしてくるところに対して異常に恬淡なのはここでの狼藉に対する恬淡でしかないような気もする。


まずい皮肉のひとつも言いたくなるのだ。
それにしても、自分は何をするためにこんなところへやってきたのか。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(4)策謀篇
(徳間文庫版,1997.05)p131
(愛蔵版だとⅡのp259)

二度と行く気すらない黄泉の場所は少なくとも私にとっては二度と
行きたくない黄泉の場所、といふことで「1ディナールの価値もありません」と締める次第。






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