ここはまあネット情報をベースに山田航の最近の連載をかすめてみよう。なぜこの銅像が札幌の歴史で重要なのか、あまり繋げて調べられてはいないこと。まあ詳しくパソコンの過去データで調べるのは後にして。
まあ個人的には良く観てた道内のスーパーマーケット情報に
詳しいページの方がこの話題の提供に一役買っているのも嬉しくてね。
(パソコンをスタンドアロンにしてからあまり行ってなかった、
ってのもある)
でメインネタとしてはこれ。
で件の銅像とはこれ。
Romandale Count Crystan
Ex-ST 93.0
1968.12.8~1979.8.27
The greatest in the century
is gone but faithfully
reproduced the best of
his inheritance
Stephne B,Roman
とこの写真を出してきたのがスーパーマーケット情報の方、
ってあたりが懐かしくてね。
でも本質的に、
で止めてはいけない話題だと思う。
まあそもそもここを厚別区厚別南にカウントしているのが
すさまじく良くないと思う。
住所的にも道路向かいの住所と同じ上野幌で、近くには
当然のように雪印種苗がある。
種関係の他に、芝生育成のエキスパートであり、Jリーグ
などでも多大にお世話になっている雪印種苗絡みだ、と
考えれば、こんなところに家畜人工授精所が置かれていたのは
雪印の母体を形成した宇都宮牧場のルーツがあったから、
こんなところに種牛で有名だったローマンデール・カウント・
クリスタインの像が今も置かれている、まで捉えておくのが
探究学習としては適切になるのだろうと。
で、かつてこの方面を地名的に探究していた記述は後日調べる
として、ネット情報をベースに順を組み立てて並べてみよう
かと思う。
一応企業系でそこそことっかかりをつかんでいるのはここか。
菊水の牧場跡とローマンデール・カウント・クリスタインの像を
ちゃんと抑えている。
菊水やよい児童会館はデカめのアークスがある近くにある
地下鉄東西線菊水駅から少し歩いたところにある児童会館で、
大分出身の宇都宮仙太郎が最初に本格的な牧場をこの菊水に
創った地がここにあたると。
詳しくはここが詳しくて、民間人で初めてバターを作った
流れが現在の雪印バターのルーツにもなるんだっけ。
で、「新世代歌人山田航のモノローグ紀行」上野幌の牛の銅像で
採り上げられているエピソードの多くはここから引っ張って来た
ものと推測されますが。
その関連ページにちゃんと「公益財団法人 宇都宮仙太郎翁
顕彰会」が紐付けられている以上この連環があるのは画定。
メインページにある宇都宮賞のブロンズ・レリーフは
ローマンデール・カウント・クリスタインの像の作者と同じ
峯孝氏になっているところにも符号がある。
なお、宇都宮仙太郎を紹介したページとしてはここが
かなり簡潔にまとまっているかと。
そして。
ローマンデール・カウント・クリスタインの像をはっきり
捉えた写真と経緯が載っかっているのがここか。
で碑文の解析も完了しているけどここで協力してたぱるるん
さんのページが現在読めない。
なので同様の解析が完了している酪農の碑の記事がある
このページで代用は可能かと。
この時点で株式会社ジャパンホルスタインブリーデングサービス
(JHBS)の取締役社長は宇都宮勤、とあるからこの頃までは
宇都宮家の子孫が継承してたらしき部分も見える。
札幌市厚別町上野幌に直営の北海道ホルスタイン人工授精所が
開設された経緯はこちらのページにある通りかと。
まあそれも含めると、
だけではなく、鉄道時代に突入して、牧場内に鉄路が
出来て牧場を分断するなどして手狭になった宇都宮牧場が
上野幌に移転し、牧場を営んでいた地が直営の北海道ホルス
タイン人工授精所にも引き継がれた土地であり、それも
あって、マックスバリュに売却された後も銅像は残されて
いる、って意味ではないのかと。
ここはまあネット情報をベースに山田航の最近の連載を
かすめてみよう、ってことで宇都宮仙太郎からの酪農や
雪印の流れを感じさせる銅像にまつわるよしなしごとを
つらつらと並べてみました。
といふことで今度は史料精読編。宇都宮勤と宇都宮牧場と
上野幌を軸にして「マイナーな地名スレ」から紐解く
幾つかのよしなしごと。|torov|note