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【コラム】こどものウイルス抵抗力を高める方法

保育園栄養士のとろみです。

風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスといった感染症を完全に予防することはできないものの、食生活を整え、抵抗力(免疫力)を高めることである程度防ぐことは可能です。
そこで今回は、ウイルスから子どもを守るために食事で気をつけたいポイントと、おすすめの食材をご紹介します。


11月・12月・1月の環境は?

子どもたちにとって、楽しみなイベントが盛りだくさんの冬。クリスマスやお正月に家族で出かけたりする子も多いのではないでしょうか。

気温がぐっと下がり=体温が下がる=免疫力が低下することと、空気が乾燥する=粘膜の働きも低下することが重なりますので、冬の健康管理は本当に難しいです。さらに、、、保育園での集団活動やイベントへに参加するといった時期でもありますので、人との接触が増える時期でもあります。


免疫力は加齢や食生活の乱れなどによって低下

子どもも同じです。病気はかかる前に予防ですね。

免疫力をつけるポイント

1、バランスよい食事
2、睡眠時間をしっかりとること
3、ウォーキングなどの軽い運動をする。

特に意識したい栄養素は?

ビタミンA

細菌から体を守ってくれる働きがあります。
ほうれん草かぼちゃブロッコリーなどの緑黄色野菜レバー、チーズ、卵に多く含まれています。

ビタミンC

抗酸化作用があり有害な活性酸素から体を守ろうとする働きがあります。ストレスを感じた時や体内にウィルスや菌が入ってきたときには体が炎症を起こしており活性酸素が過剰に発生してしまうため、抗酸化作用のある栄養素を意識してとるのがおすすめです。
フルーツやブロッコリーなどの野菜などに多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEもビタミンCと同様に抗酸化作用を持っています。また血行を促進する働きもあるので食事で撮った栄養素を体のすみずみまで運ぶためにも必要な栄養素です。
緑黄色野菜やナッツ類、アボガドに多く含まれています。


ビタミンD

ビタミンDには様々なウィルスや細菌を殺す作用があると言われており免疫バランスを整える栄養素です。
日中に紫外線に当たることで体内で生成されているのですが、在宅勤務などで外出が減り、子供も外遊びが減っている現代ではどうしても不足しがちです。
イワシ、鮭、うなぎなどの魚やキクラゲや椎茸などのキノコ類に多く含まれています。

タンパク質

タンパク質は私たちの筋肉や皮膚、内臓、免疫細胞など体を作るために大事な材料です。作る栄養素です。大豆には粘膜の強化や疲労回復に役立つビタミンB群、腸内環境整える食物繊維が多く含まれています。

いかがでしたでしょうか?
家族の1人でも体調が崩れると、楽しいイベントも心から楽しめません。
皆さんにとって今週も笑顔あるよい1週間でありますように。

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