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【コラム】保育園栄養士がママに教え冬の病気予防食

保育園栄養士のとろみです。

インフルエンザが例年より感染の広がりが早く、増加が続いているそうです。都道府県では、佐賀県、北海道、長野県、宮城県が「警報レベル」、残る43の都府県すべてで「注意報レベル」。
こどもたちから家に持ち込まれ、家族全員でぐったりする前に予防しましょう!



秋冬の季節は感染症の予防がポイント

感染症予防=免疫力を上げること。
免疫力は加齢や食生活の乱れなどによって低下しますが、子供も同じです。


免疫力とは

ウィルスや細菌、がん細胞、カビなど身体にとって異物と認識されるものが侵入してきたとき、病気の発症や重症化を防ぐ「防御機能」のことです。


免疫力を高めるには(その前に)

食事内容に気をつけて免疫力をアップし、ウイルスなどや風邪の予防を考えることはとても重要です。しかし、栄養を十分に活かせる身体の状態をつくらなければ、せっかくの栄養も無駄になってしまいます。トータルでの免疫力UPを考え、対策3つをおすすめしています。

1、バランスよい食事
2、睡眠時間をしっかりとること
3、ウォーキングなどの軽い運動


免疫力を高める、バランスのよい食事とは

・腸内環境を整える
・活性酸素除去力をキープする


腸内環境を整えることも免疫力が高まる

人の腸には体全体の免疫細胞の6割以上が存在しています。腸内環境を整えることが免疫力を高めることにつながります。

食物繊維がたっぷり含まれているお野菜や海藻類を摂ること発酵食品でお腹の調子を整えることもおススメです。


活性酸素除去力をキープするとは

活性酸素が白血球から産生されれば免疫機能や感染防御に役立つだけでなく、細胞間の伝達物質などの生理活性物質として働きます。GOOD!!

一方で、ほかの物質を酸化させる性質があります。過剰に産生した活性酸素に結びついた細胞の働きが鈍化して老化を進めた結果、免疫力の低下を引き起こすといわれています。だからこそキープ・バランスが大事です。


特に意識したい栄養素

ビタミンA
細菌から体を守ってくれる働きがあります。ほうれん草かぼちゃブロッコリーなどの緑黄色野菜やレバー、チーズ卵に多く含まれています。

ビタミンC
抗酸化作用があり有害な活性酸素から体を守ろうとする働きがあります。ストレスを感じた時や体内にウィルスや菌が入ってきたときには体が炎症を起こしており活性酸素が過剰に発生してしまうため、抗酸化作用のある栄養素を意識してとるのがおすすめです。フルーツやブロッコリーなどの野菜などに多く含まれています

ビタミンE
ビタミンEもビタミンCと同様に抗酸化作用を持っています。また血行を促進する働きもあるので食事で撮った栄養素を体のすみずみまで運ぶためにも必要な栄養素です。緑黄色野菜やナッツ類、アボガドに多く含まれています。

ビタミンD
ビタミンDには様々なウィルスや細菌を殺す作用があると言われており免疫バランスを整える栄養素です。
日中に紫外線に当たることで体内で生成されているのですがリモートなどで外出が減り、子供も外遊びが減っている現代ではどうしても不足しがちです。
イワシ、鮭、、うなぎなどの魚やクラゲや椎茸などのキノコ類に多く含まれています。

タンパク質
タンパク質は私たちの筋肉や皮膚、内臓、免疫細胞など体を作るために大事な材料です。作る栄養素です。大豆製品は粘膜の強化や疲労回復に役立つビタミンB群、腸内環境整える食物繊維が多く含まれています。


いかがでしたでしょうか。
今日からブラックフライデーが始まったので、浮足立っておりますが、
来月のクリスマスなど年末までイベントも目白押し(^^♪
誰かひとりでも体調がすぐれないなんてないように、レシピ活用くださいね。

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