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超重要!健康経営とは

こんにちは!

body make studio BASE 代表トレーナーの高鳥です。





この記事を読んでいる方で肩こりの方

その肩こりで、どれほどの損失が生まれているかご存知でしょうか。


肩こりとは言わず、体に何かしら不調を抱えたまま仕事を続けると

実はかなりの生産性の損失から経済的損失に繋がっています。




というわけで今回は


【健康経営】


についてのお話をひとつ。




そもそも健康経営とは

企業が従業員の健康を重視し、

健康管理を経営的な視点から戦略的に実践することを指します。


従業員の健康を促進することで、

生産性の向上、企業イメージの向上、労働力の維持・確保、

そして医療費の削減などの効果を狙ったものが健康経営というものです。




具体的な健康経営策としては

①健康診断や健康管理プログラムの導入
②職場環境の改善
③健康教育や予防対策の実施
④メンタルヘルス支援の強化




①と②は取り組まれている企業も多いことと思います
④についても産業医面談などという制度で
メンタルケアを行なっている企業も増えているようです。


圧倒的に少ないのは③ではないでしょうか。


健康教育や予防対策を実施するとなると

わざわざ時間を割いてまで行う必要があります。


1分1秒が惜しい企業となると、1時間健康教育に当てるのはキツイですよね。




だがしかし、

1時間でも2時間でも健康教育に当てるのは

全く惜しくないというデータが出ています。



健康問題に関するコストとして、直接かかる医療費とは別に

・アブセンティズム(病欠)
・プレゼンティズム(健康問題で効率・生産性が低下している状況)


以上のの2つがあります。

そして、企業における従業員の健康コストの内訳では、

・アブセンティズムが11%
・プレゼンティズムが64%



と、プレゼンティズムの比率が高く、

就労問題の中でも2大要因として精神関連症状と筋骨格系障害がとのこと。

また、医療費と生産性でみた場合の疾病コストでは

「肩こり・腰痛」

がトップで、こうした慢性疼痛による損失は海外調べで1週間平均で4.6時間に及ぶという試算があり、

時間ベースの経済損失は、日本に当てはめると1兆9,530億円にのぼるという報告もあります。




んー。

なんとなくすごい損失のようだけど

イチ企業がどのくらい損失しているのかはわかりにくりですね…



2021年の報告によると

日本の製薬会社4社を対象にした調査では

従業員一人当たりのプレゼンティズムは年間34万円と調査されていることから

大きい会社ほど、かなりの経済損失になるのではないでしょうか。


そう考えると、1〜2時間ほどの健康教育なんて大したことなさそうですよね。




ここまでは企業としての経済損失の話でしたが、

個人で考えるとどうでしょう。


個人で経済損失と考えるとピンときませんが、

QOL(Quality Of Life)で考えてみるとどうでしょうか。


健康関連QOLを評価するために開発された包括的な評価尺度で調査した結果によれば、



終末期がん患者のQOLと
神経障害性疼痛のQOLはそれと同程度の値

さらに重症の神経障害性疼痛のQOLは
心筋梗塞で絶対安静状態の患者のQOLと同程度


との報告があります。

びっくりの結果…
かなりQOLが低いですよね。



ここまでの内容から、企業に限らず個人に関しても

健康に配慮することで生産性をあげ、QOLを上げ、心身ともに元気だからこそ

より良い人生にすることができるのではないでしょうか。




厳しいことを言うと、

健康に関しては自分事なので

自身で何とかしなければいけないはずですが、


どうも日本人は我慢が美徳という習慣からか

健康に関する基準が低すぎるようです。


自分は大丈夫(腰痛だけど)
私は大丈夫(肩こりだけど)
きっと大丈夫(鬱だけど)




QOLダダ下がりで大丈夫ですか?

もう少し、先を見据えた自分自身の健康経営をも気にかけてみませんか?




本日は健康経営についてでした。

おつかれさまでした。


高崎市のパーソナルジム

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