繰り返しとプログラミングと道



片足立ちで

身体のバランスをとる体幹訓練を行っている

バランスが大きく崩れた時に

そのままにしていると倒れてしまうが

タイミングを合わせてカウンターをあてると

何とか持ちこたえることができる

でもタイミングがずれたり強さを誤ると

よりブザマに崩れることになったり

一転して逆方向に倒れることもある

これは頭で考えていては対応できない

間に合わないからだ

どう処理しているかと言うと

多分身体に染み込ませるしかないと思う

こういう時にはこうすると言うのを繰り返して

身体に覚え込ませる

言葉も実は同じで

頭ではなく舌に覚え込ませるのが近道ではないかと思う

文法とかではなくて体に染み込ませる

だから私は必ず頭の中で何等かの発声をさせながら

文章を書くことが多い

その方がより感情が乗るし活き活きとしたものになると思うからだ

バランスを取る話に戻ると

主に足裏なのだが身体全体で状況を把握しつつ

何も考えることなく

自然と風にそよぐ木の枝の様に手足を動かしてバランスを取る

強い風が吹いてバランスが崩れたら

カウンターをあてる

そこに意思はなく

最適にプログラミングされたような道がある

これが理想である








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