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疲れたら寝れるからってオナニーして寝るを繰り返す深夜の少女 (日記6)

工藤吉生の歌集『世界で一番すばらしい俺』を読み終えたので私も短歌を詠んだ。読みふけったせいかおかげか、寝る直前までの思考やバイトに行くまで、行ってからの一瞬一秒がどんどん歌になって頭に流れ出す一日だった。

疲れたら寝れるからってオナニーして寝るを繰り返す深夜の少女

(オナニーしたら痩せるらしい。色々かこつけて、正々堂々オナニーしよう。)

ガサガサのブラシでこそぎ取るうんち 便器の底が覗いている私

この部屋で汚いのはうんちとそれを産むわたしでごめん

(清掃のバイトで客室のトイレを綺麗にした。新築で綺麗すぎる部屋に対して、便座にこびり付いたうんちは汚いものになってしまう。あまりにも擦り続けていると、もはや汚いものなのか分からなくなってきた。)


ところで、増えすぎた体重を戻すためにダイエット飯を作ることにした。明日までに43kgの私にならなければならない(これは使命、と言い聞かせて)。
同級生に35kgになって死にかけてた子がいたけどいっそのことそんくらいになってしまいたい(そうして一人の少女は拒食症という病名にカテゴライズされていく)。
だけど欲の抑え方が分からないので不便だ。食欲も性欲も睡眠欲も抗うのがヘタクソなので困る。
【簡単‼️絶食ダイエット‼️】
【簡単‼️精神ダイエット‼️】(鬱になって食欲を失う)
こんなのが一番即効性があるんだろうなぁと思いながら、安っぽい見出しのダイエットレシピに頼って作る。