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滝森先生の算命学のお話

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大好きな算命学の先生のお話を集めてます。算命学、占いのようであり生き方の学問のようであり 奥が深いんだな〜と じっくり読んでます。よかったらどうぞ
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記事一覧

間違った選択

間違った選択

人はいつも選択しています。
何気ない動作も、重大な選択も、無意識のうちにしている選択、有意識の選択、常に選択を繰り返し、それが何事もなく過ごせることに繋がったり、重大なことに発展する入口になってしまったりします。

どうも間違った選択をしてしまいがちな人がいます。
間違っている、いないはその行程や結果に対して、人それぞれの生きづらさ、周囲の人の迷惑度合など、様々な要素から簡単に決められるものでもな

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言葉が足りない人

自分はわかっていても、伝えなければ相手にわかってもらえません。
相手にわかってもらわなくていい、と言っても周りの人は困っている場合もあります。
伝達の意識がないと、必要以上に伝えようとしないのと、あまり周囲のことを気にしないものがあると、面倒だから黙っていようとなりがちです。

普通に生きている分には、多少周囲に迷惑をかけている部分があったとしても、それほど困ることがないのかもしれません。
ただ、

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自然界にあるもの

自然界にあるもの

干支は自然界にあるものに例えられます。
自分の干支を知らなくても、自分にしっくりくる自然界にある物があるはずです。
樹木、草花、太陽、キャンプファイヤーなどの人工的な火、山岳、大地、巨岩、小石(宝石)、海、雨などの質に季節を合わせて考えます。

自分自身が、その干支に近い質を持っているのか、もしかしたら自分は草花なので、くたびれてくると太陽や雨水を欲しがるのかもしれません。

私は子どもの頃、木登

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自分らしさ

自分らしさ

人は自分の持ち味というものを自然に生かせるような選択をしているものです。
人には個性があり、自分らしくいられると心地よく生きていかれます。
自分らしく、周囲の人にとってもいい人でいられることで心地よくなるのです。

自分らしさを無理なく発揮できているときは、あまり意識なくできますが、自分らしさを殺されているような状態は意識をするものです。
この意識をする、ということを算命学ではいい、悪いとは判断し

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不平不満の多い人

不平不満の多い人

不平不満の多い人がいます。
現状に満足できなかったり、自分の思い通りに事が進まなかったり、何か不満になることを見つけて、そのことを気にするのです。
ひとつ不満が解決したとしても、また違う不満を見つけてしまいます。
不満の多い人はそれをバネにして自分が高みを目指せばいいのですが、ただ不満を言っているだけでは神経が磨り減るだけです。
誰でも多少の不満はあるものですが、不満の少ない人というのは、物事を俯

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移ろう時

移ろう時

時というものは、雄大な宇宙の時の中、宇宙の中にあるそれぞれの物質、生き物にも誕生した時からまた、それぞれの時が生まれます。
万物には栄枯盛衰があり、誕生から盛んな時を経て、衰え、死んでゆくという流れがあります。
算命学ではこの流れを十二種の時に表しています。
元になっているのは陰陽五行説ですが、おもしろいのはこの十二種の時は胎児・赤子・幼年・少年・青年・壮年・頭領・老年・病・死という人の通常の流れ

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辛丑の年

辛丑の年

人は自然の中で生きているので、自然の恵みを享受することもできますが、自然の猛威にも悩まされます。
人は自然の中で生き抜くために、治水工事、天候の予測、医療、農作物の改良など、様々な技術を発展させてきました。
算命学もその発展させてきた知恵であり、技術のひとつです。
算命学では、人は5つの本能で自然と向き合っています。

守備本能、仲間や自分を守る
伝達本能、仲間とコミュニケーションを取り、危険や安

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宿命と運命

宿命と運命

算命学では誕生日によって決められた宿命と、育つ環境によって変わる運命を分けて考えます。
宿命によって、どういう性質を持って、どんな生涯を送るのかが決まります。
宿命に良い、悪いはありません。

同じ誕生日に生まれても、国や両親も違えば、兄弟姉妹の有無など、様々な環境の違いがあります。
そういった環境の違いで、その宿命が生かされる場合とそうでない場合があります。
宿命に合った生き方ができていると、悩

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算命学の五常(仁・義・礼・智・信)

算命学の五常(仁・義・礼・智・信)

算命学では陰陽五行説に従って何事も分けて考えます。
儒教の教えである五常(仁、義、礼、智、信)も方向で説明されています。

仁(東・和合)
人を思いやる。

義(西・闘い)
理屈抜きに、やるべきことをやる。

礼(南・目下)
(自分が目下の心になり)思いやりの心を持って人に尽くすこと。

智(北・目上)
格調の高い教えを目上、師匠から学ぶ

信(中央・権力者・トップ)
言葉と行動を一致させる。真実

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人は感情に支配されがちです

人は感情に支配されがちです

人には感情があり、それが人生をダイナミックなものにしたり、行き詰まらせたりします。
感情を持つことで、人は人を支えることができたり、人を傷つけたりもします。
感情に囚われすぎることで、人生が上手く行かなくなったりします。

なるべく感情をコントロールして生きて行きたいものですが、身体の調子が良くなかったり、仕事や家事のストレスが溜まってしまったりして、人は感情のコントロールが出来にくくなってしまう

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人はみな多面的、環境で変化する

人はみな多面的、環境で変化する

算命学ではひとりの人を様々な方向から見ていきます。
生まれ持った本能、その人の本質というものと、意識して外に出す性質、様々な環境によって変わる部分、どれもその人を形作る要素です。

職場で出会い、働き者だと思って結婚したら、家ではほとんど動かない人だったり、目上の人に対しては細やかな気遣いをするのに、目下の人に対しては大雑把だったりと、人は場面に応じて無意識のうちに様々な顔を使い分けています。

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5つの本能を抑える

5つの本能を抑える

算命学では本能を5つの守備(木性)・伝達(火性)・引力(土性)・攻撃(金性)・習得(水星)に分けています。
それぞれの本能は五行説の五行により、強めたり、弱めたりすることができます。

それぞれの本能が強く出すぎてしまったとき、また日常的に強すぎてしまうと自分で反省するとき、なかなかわかっていても自分を修正することは難しいものです。
それでも、なるべく意識をすることで人は何歳からでも成長できます。

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5つの本能を生かす

5つの本能を生かす

算命学では本能を5つの守備(木性)・伝達(火性)・引力(土性)・攻撃(金性)・習得(水星)に分けています。
それぞれの本能は五行説の五行により、強めたり、弱めたりすることができます。

守備(木性)、守りの本能は、自分の貫きたい意志を守る、自分のルーツ、家系を守る、伝統的な教えを守る、国家を守るなど、人は変えずに守っていきたいものを持っています。
それらを守るためには、自分の貫きたいものについての

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