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2018年12月の記事一覧

2018年秋アニメ感想 秋アニメまとめと、今年アニメのまとめ

今期まとめ まとめです。  改めて、今期視聴していたアニメをまとめると。 SSSS.GRIDMAN ツルネ ―風舞高校弓道部― BANANA FISH ひもてはうす ジョジョの奇妙な冒険 5 黄金の風  以上の5本でございまーす。  今期のアニメは……。『グリッドマン』は確かに今期の話題作だったけど、私はさほど好きじゃなかったな。「ダメな作品」というのではなく、私には合わない作品だった。  『ツルネ』は京都アニメが制作する部活もの、ということで安定感があるが、安定しすぎて

2018年秋アニメ感想 ジョジョの奇妙な冒険 5 黄金の風

 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第5弾。制作スタッフはいくつかの入れ替えはあるものの、監督、脚本、音響といった顔ぶれはこれまで通り。ジョジョを愛し、ジョジョを知り抜いている、チーム『ジョジョ』と呼ぶべき人達が制作にあたっている。安定のクオリティで安心して見られる。ナレーションも第1部から参加の大川透だが……以前のような力強さはなく、だいぶトーンは低め。まだ調子が悪いのだろうか……。  『ジョジョ』の第5部、ジャンプ連載時にもちろん読んでいたのだが、不思議なくらい記憶にない

2018年秋アニメ感想 ひもてはうす

 見る予定には入ってなかったが、なんとなく仕事の終わりでニコニコ動画で見始めた作品。時間的にハーフタイムなので、ちょうどよく見やすいし、仕事終わりの気分転換に良い作品だ。  作品はいつもの石ダテコー太郎監督だ。相変わらずの「下りてきた技術」で作られたローテクな映像(それでも過去作品よりモデリングはしっかりしている)。プレスコで声優演技の勢いやアドリブをふんだんに取り入れた構成(出演声優も“いつもの人達”がだいたい揃っている)。映像作品というよりかは、バラエティ番組におけるコ

2018年秋アニメ感想 BANANA FISH

 ストリートギャングとマフィア、ドラッグとアニメではあまり取り上げられないユニークなテーマをがっしり描いた作品。後半戦は一地方の抗争に留まらず、政府、世界を巻き込んだスケールで展開していく。  さて13話、オーサーとの対決で幕が開けるわけだが、ちょっと残念な感じになっている。アッシュが銃とナイフだけで突撃し、無双するのだが、立ち回りに無理がある。弾丸が不自然にアッシュをよけていくし、敵がわざとらしく死んでいく。  アクションは第1クールほどのエネルギーはない。そろそろ絵に疲

2018年秋アニメ感想 ツルネ ―風舞高校弓道部―

 京都アニメーションで部活もの。この組み合わせにハズレはほぼない。その京都アニメが弓道を題材にアニメーションを制作する。  いつもながら徹底した下積み研究の上で映像を作る京都アニメ。今回も調べ方が凄い。弓道着姿の自然に感じられるシルエットや、キャラクターの動き(“なんとなく”で画を作っていない)。線の数が少なく、影は極力排除されているが、嘘が感じられない。弓を引く時の指先に筋が張る感じや、肘に力がはいる感じ。放った時の弦の震え方、回転しながら直進する矢。どれも本当に凄い(この

2018年秋アニメ感想 SSSS.GRIDMAN

 『グリッドマン』は『日本アニメーター見本市』で視聴していたのだけど、私は『グリッドマン』を全く知らず……。ニコニコ動画でのコメントは盛り上がっていたのだけど、私はどうにも意味がわからず、終始ぽかーんだった。  知っている人と知らない人では温度差が大きい。  『日本アニメーター見本市』での『グリッドマン』は話題となり、そして今年、満を持してのシリーズアニメ化。しかも制作はTRIGGER。放送前から盛り上がりが大きく、「ヒット確定」の良い空気の中、シリーズはスタートした。  

『ブレスオブザワイルド』のあれなんだろう?

 一通りの感想を書き終えたので、こちらでは『ブレスオブザワイルド』のプレイ中、気になったあれこれを取り挙げていきたい。ただし、私は『ブレスオブザワイルド』に関連する資料、書籍を一切見ていないし読んでないので、知っている人が見ると「なんでそんなことを?」と思うだろう。答えを知っている人はニヤニヤしながら読んでいくと楽しめるはずだ。『ブレスオブザワイルド』のことを何にも知らない人が、ゲームをやりながら「これなんだったんだろう?」と推測するだけの文章である。 巨大髑髏の謎 ハイラ

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』 感想文

 今年10月末に『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』を購入し、先日12月17日、ついにガノン討伐完了。ゲームを終えることができた。それで、およそ1ヶ月続けてきたハイラル旅行を振り返ったものを書こう……と思い立ったというわけである。  2017年発売のゲームを今さら……という気はしたが、『ブレスオブザワイルド』があまりにも素晴らしい作品だったので、このゲームで体験してきた思いをどこかに残したくなってしまった。今回私がここで書くような内容はおそらく2万人くらいがすでにどこかで書

ブログ後記 絵描き引退について

 今月のブログ、短くないか……ってまあ例の体調不良がずっと尾を引いていて、なかなか書くための体力的余裕が作れず……という事情で。健康状態が元に戻らない。それで病院通いという状況だ。  毎月、2回くらい『○○月制作イラストの紹介』という記事を書いていたけれども、それも11月はなし。せめて3枚はないとブログ書きづらいし、それだけの枚数を発表できなかったのでなしに。  絵は描いていない……わけではなく、実は個人依頼の仕事を受けていて、そっちのほうに集中していた。内容については、守

10月28日 NintendoSwitchついに購入!

 はい、タイトル通りです。NintendoSwitchついに……やっと購入できました! ずっと貧困状態が続いていて、新しいゲーム機はもう買えないんじゃないか、と諦めかけていたけど、ありがたいことに11月に入ってから途切れることなくイラスト制作の仕事が入り、その収入で新しいゲーム機を購入できました(1ヶ月フルに働いて、やっとゲーム機1台分の収入しかない……ということはもしかしたら問題かも知れないけど)。やっと新しい世代に進むことができた。  依頼くれた方々……このブログは見て

ここからは一言前後の短いつぶやきをまとめます。

11月7日 世間ではIpad proが発売だそうで 新型Ipad pro発売……ですか。あー話題になってるね。  いいなー欲しいなー……。  本当に欲しい。  場所を選ばず仕事ができるってなんて素晴らしいアイテムなんだ。  私は今これを書いているのも椅子の上、絵を描くのも同じ場所。一日のうちの12~15時間近くはずっとこの場所にいる。ものすごくしんどい。同じ場所に座っているだけって、一見すると楽そうに思えるのだけど実際はすごくしんどい(これもエコノミー症候群というのだろう

11月22日 気になる映画の話と、アートの話

『ナチスの愛したフェルメール』  ちょい気になる映画。見たい。  表題に『フェルメール』とあるが、実際には贋作師メーヘレンを描いた作品だそうだ。メーヘレンを題材にした作品は非常に珍しいから、かなり気になる。  ハン・ファン・メーヘレン(1889年~1947年)――一般的には「フェルメールの偽物を作って売った犯罪者」のように語られがちだが、ある意味で時代に翻弄され、時代を翻弄した人物と言えなくもない。  メーヘレンは古典絵画をかなりしっかり学んで、ロッテルダム賞を受賞して

11月13日 『名探偵ピカチュウ』の実写映画予告編が公開されたので、こんな話。

 前から話には上がっていたけど、『名探偵ピカチュウ』の実写映画……本当に作っちゃったのか……。  ハリウッドのこういう企画は、脚本家をえんえんリレーさせて、監督の候補が次々に挙がっては消えを繰り返して、いつの間にか「映画化」の話題はうすらぼんやりと消えていくものなんだが……。いやいや、早かったね。 (映画化できそうな小説や脚本があったら、とりあえず“映像化の権利”だけを押さえて、そのまま放置……というのも結構あるから。「ハリウッドで映画化決定!!」の大部分がこのパターン)

11月8日 コンビニ話の余談

 先日、コンビニの弁当工場での話を書いていて、その後、ちょっと思いだしたことがある。  私は1日中ずっとニワトリ肉を加工処理する仕事をやっていたわけだけど、当たり前だが、ニワトリの肉はどれも一緒ではない。大きさも違えば形も違う。そういうのを見ると、「ああ、生きているものなんだなぁ……」という気がする。  毎日ニワトリ肉と向き合っていると気付くが、日によってニワトリ肉が大きい日と小さい日がある。両方がごっちゃになることは基本、ない。  そういうのを見て、「ああ今日の鶏は育ちが