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2018年7月の記事一覧

とらつぐみの絵の実力は?

 先週、「何か書きます」と予告していたものを書きます。「何か」の答えとは、pixivに投稿された作品から傾向やデータを探れないか……という検証です。  完全に個人的な趣味と関心だけで書きます。誰も興味ないとは思いますが。ここは私のブログなので、好きにさせてもらいます。  まず。  データは2015年6月25日に投稿された「日が落ちるまで頑張った」以降の作品を扱います。  なぜかというと、この以前の作品は全て嫌いだからです。見たくありません。なので、ぎり私が見るに堪える作品で

映画感想 カーズ2

 『カーズ2』はずいぶん前にテレビ放送していたものを録画していて、そのまま放置していた。漫画制作が終われば少しお休みができるからその間に見ようと思っていたものの、その休日がすっとび、なかなか見られない状況が続いていた。  で、ようやく2時間分の空き時間ができた……というか過労でもう机に座っていられないくらいに消耗したので、残り作業を中断して、録りっぱなしになっているこの作品を見よう……というのが『カーズ2』視聴までの経緯だ。  『カーズ2』  前作『カーズ』がルート66を中

Netflix映画 ラブリーボーン

 ピーター・ジャクソン監督が『ラブリーボーン』の映画化権を取得したのは2004年。『ロード・オブ・ザ・リング』大ヒットの後のことだった。  普通、『ロード・オブ・ザ・リング』のような大ヒット作が出ると、監督のもとには企画が次々と舞い込むものだ。なにしろ『ロード・オブ・ザ・リング』は制作費340億円という途方もない予算だったのに関わらず、第1作目で予算分を回収。あとの2作はボーナスステージだった。  しかし2005年、ニューラインシネマに『ロード・オブ・ザ・リング』の興業収入不

2018年春期アニメ感想 まとめ

 えーっと、あれだ。  『ゴールデンカムイ』見たかったなぁ……。私の住んでいる地域では放送がなかったんだ。いつまでアニメは地域格差に捕らわれるんだろうなぁ……と見れなかった地方民のひがみ。  『ひそねとまそたん』『銀河英雄伝説』はNetflixで、『あまんちゅ』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』はニコニコ動画で見ていた。どういうわけか、私の地域でのアニメ放送の本数が減ってきている。だんだんテレビよりもネット視聴が多くなりかけている。 (『銀河英雄伝説』はテレビ放送あったけれど

2018年春期アニメ感想 ひそねとまそたん

 『ふしぎな海のナディア』の島編や、『エヴァンゲリオン』8話9話絵コンテなどで知られる樋口真嗣監督が描くオリジナルアニメ。航空自衛隊の少し奇妙な日常を描いた作品だ。  『ひそねとまそたん』で初めてオリジナルアニメの監督に就く……これ本当かな? 一応Wikipediaを確認してみたけど、アニメーションの監督はわずか数本しかなく、むしろ映画の特技監督のほうが多い。ちょっとだけ関わった、というだけならたくさんあるけども……。『エヴァンゲリオン』に関わっていたから、なんとなくずっとア

2018年春期アニメ感想 多田くんは恋をしない

 第1話冒頭。多田君は異国からやって来た少女と出会う。  うーん、ちょっと困った一場面。というのも多田君のモノローグが入るまで、女の子が西洋人だとわからなかった。アニメの世界は金髪、赤髪、青髪、ピンク髪に紫髪なんでもありの世界だ。そういう世界の中で、ただ金髪碧眼というだけで「西洋人です」というのは苦しい。  その後、テレサとの交流が始まるわけだが、テレサの台詞はほとんど日本語。西洋人ならではの文化の差、言語の差を感じさせる場面はほぼない。アニメキャラクターは人種を描くことがで

2018年春期アニメ感想 あまんちゅ! あどばんす

 海と少女。この両者の美しさを描く。それだけに一点突破した作品。少女と水辺というモチーフはうまく噛み合っていると思うし、描写の仕方がいい。少女の華奢な面が強調され、はかなさと美しさが表現できているし、性をいやらしくない程度に感じさせてくれる。少女のメランコリックな気質とポエティックな台詞、描写も噛み合っている。時々、描き手側が我に返って恥ずかしがっているように感じられるが、そういうところも可愛げがあっていい。  水辺の風景も美しい。青い海、淡い空、白い雲。そこに何のくすみはな

2018年春期アニメ感想 シュタインズゲート ゼロ

 あれ? クリスが死んでる!?  第1話は状況がわからずかなり混乱気味。もしかして、あの時の再放送で描かれたのかな。「普通の再放送」だと思ってスルーしてしまったが……。  結局、なぜクリスが死んだのかわからないまま、もやもやした状況で見ることに。  鈴羽と橋田至との関係性もよくわからない。鈴羽が未来からやってきて、橋田と親子であることを自覚している……ということはどういうことだ? 橋田はクリスを知っているが、椎名まゆりはクリスと会っていない……?  うーん、困った。状況がわ

2018年春期アニメ感想 銀河英雄伝説

 『銀河英雄伝説』はタイトルは聞いたことはあるけど、旧アニメ版は見ていないし、原作も読んでいない。「どうやら有名な作品らしいぞ」という、なんの予備知識なし状態で見ている。  というわけで感想もすこぶる書きづらい。どう書けばいいのかな……?  私はこの手のSFが嫌い。「この手の」というのはレーザー光線を撃ち合うタイプのSFだ。  レーザー光線は攻撃時の力感がなく、細いレーザーがぴょーんと当たっただけで戦艦がどかーんと爆破する。ちょっと戦艦の耐久値低すぎじゃないか? その程度で

2018年春期アニメ感想 ダーリン・イン・ザ・フランキス

 pixiv界隈にいると、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の二次創作をたくさん見かける。一番よく見かけたのはゼロツー。実際、キャラクターの造形はクリティカルだった。どのキャラクターも個性がくっきりしてるし、可愛らしいし、物語を追っていて描写の一つ一つにストレスを感じることはなかった。キャラクターや、キャラクターの関係性を描くことに慎重で、気を配っているのがよくわかる。  pixivでのゼロツー人気は、やはりそのキャラクターの存在感。デザインの良さや、設定の作り方。長身でスタ

2018年春期アニメ感想 ヒナまつり

 異空間から唐突に女の子が現れ、若いヤクザと同居する……というコメディ作品だ。  まず絵が非常にいい。身体の捉え方や動きがしっかりしている。冒頭のヒナが現れるシーン、新田の服の内側にも空気が強く流れ込んでくる。こういった描写の細かさがいい。作画の高いポテンシャルを持ちつつ、なんでもない日常ものという舞台をしっかり描いている。シンプルな線で作られたキャラクターはギャグものと相性がいい。  しかしギャグ作品として見ると、ネタの一つ一つが弱い。いまいちクリティカルではないネタに、

6月29日 スチームワールドディグ1時間以内クリア達成!

 『スチームワールドディグ』に関するお話の続き。  実はあれからずーっと『スチームワールドディグ』をプレイし続けて……57分クリア達成しました!!  もちろん攻略サイトは一切見てない。毎日1周して、少しずつルートを見直してタイムを縮めて、アイテムと敵の配置をすべて憶えて、やっとこさ1時間以下。  最後のほうは「1時間15分」「1時間14分」「1時間13分」と分刻みだった。  えーっと、ちょっとネットで「スチームワールドディグ タイムアタック」で検索かけてみますね……。

6月27日 FANBOX開設しました!

 pixiv・FANBOXを開設しました。 →FANBOX:とらつぐみ  今まで「絶対やらねーぞ」宣言してたのにね。ダッセー……。  知らない人のために「FANBOXとは何か?」を説明すると、pixivで連動したサービスで、作家に直接投げ銭して支援できる、というもの。  絵描きなんてものは、メディアに出まくっているごく一部の人を除いて、だいたいお金で苦労しているもの。稼げなくて絵描きを諦める人も一杯いる。そういう人達をユーザーで支援して育てる……というのがこういった作家

6月25日 ドッペルゲンガーを目撃したお話

 ラジオなんかを聴いていると、時々出てくるネタが「そっくりな人を見たことある?」という話。だいたいが「いやぁ、ないな……」で話が終わってしまうわけだが、私はそっくりさんを目撃したことがある。  私があのドッペルゲンガーを見たのは専門学校に通っていた頃の話だ。  学校を出たところで、「あれ? 高校の先輩がいるぞ」と2度見、3度見したが、声をかけず、「先輩……いや、別人か?」と妙にもやもやした気持ちのまま、その場を去った。  あっ、「そっくりさん」って有名人の話じゃなくて、私