見出し画像

発達障害・神経発達症の診断は必要か? ストラテラ服用日記989日目

良く聞かれる質問なので、私見ですが書いておこうと思います。

先に結論を言うと、究極的には発達障害・神経発達症の診断は必要ないと考えています。

その理由を述べます。

発達障害にとって必要なのは、自分の特性を認知できるかどうかということであって、診断名はあまり意味を成さない場合があること。

また、診断名が自分の特性を歪めてしまうことがある。色々な方と話していて感じるのは、ADHDだけとかASDだけという人はいない。混ざり具合が人によって違うということ。
でも、診断名がついてしまうとその理解・認知を遅らせたり歪ませられたりする恐れがあります。
例えば、ADHDの診断を受けていても、不安が強いとか予定が変わるとついていくのが難しいなどの特性が見えにくくなってしまうような状況が考えられます。
そういったリスクがあるので、必ずしも診断が必要とは限らないと考えています。

とはいえ、誰かの助けをなしに自分の特性を認知するのはほぼ不可能なので、結局は診断が必要だと思われる例もたくさんありますし、こっちの方が多くなります。

診断を受けることで、メリットを享受出来る、もしくはデメリットを解消・軽減出来るのであれば、診断を受けるべきだと思います。

まずは本人が受けたいと思うかどうか。判断できない年齢なら、療育手帳をとったり支援を受けるために診断を受けるべきかどうか判断する。
大人であれば、障害者手帳を取るか取らないかも考慮に入れる必要があります。

また、心理検査などから自分の傾向を把握することもとても有意義です。
WAIS検査などから自分の得意不得意の傾向を知り、取れる対策を取る。
また、障害者手帳の取得をはじめ、様々な支援が受けられるようにもなります。

そういったことからも、診断を受けることは大切だと感じでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?