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人との距離感が苦手 ストラテラ服用日記977日目

前にも書いた気がするが、私は人との距離感をつかむのが苦手だ。丁寧語でしゃべるか、めっちゃフランクに話すの2通りしかない。
うわべだけはもう少しレパートリーがあるように見せているが、実質的に私の中にはこの二つしかない。

これはASD特性とADHD特性の混ざり具合の問題なのかなと考えている。
基本的に人見知り、丁寧語で話すASD特性と愛嬌良くフランクに人と接することができる(できるというかそうしかできないとも言うかもしれない)ADHD特性。

この二つの混ざり具合で対人関係がどうなっていくか変わっていくのかなと思う。
定型発達の方は相手のと親密度や信頼感などから適切にギアチェンジしていくのだけど、発達障害の方はそのギアがそもそもないという方も少なくないように感じます。

少なくとも私は1速と6速のギアしかなくて、経験から疑似的に2速、3速、4速、5速を見せることができるようになった。とはいってもそんなに細分化はしてないかも。1速と6速の間は2~3段階ぐらいかな?

どちらかというとADHD特性の強い私は、少し仲良くなるとすぐに6速に入ってしまい、先方がドン引きする経験を何度もしているので、6速に入りたい自分にブレーキをかける感覚で、1速と6速の間を調整している感覚になる。

「だよね~!」と言いたくなるところを「ですよね~」と言ってみたりして微調整してる感覚だ。「だよね~!」はフランクな言葉+!、これを「ですよね~」丁寧語+~で丁寧な中に親密感を少し混ぜる、みたいな感じ。

「だよね~!」と反射的に?衝動的に?言いたくなるのを瞬間的にこらえてとっさに「ですよね~」に変える。
これができるようになって距離感のミスマッチはだいぶ減った。減っただけで、適切にできるようになったわけではなく、多少の違和感はありつつも「え?」みたいな反応をさせることが少なくなったということ。

相手の反応が「ん?」みたいなのはちょいちょいある。

こう書くとそれなりにできているように思われるかもしれないが、本人は結構綱渡り精神で話してたりする。「あぶないあぶないセーフセーフ」と思うことは少なくない。

とは言え、1回成功体験をすると自信がつくので、そうなると嬉しくなる。
あ、この感触でいいんだということが分かると次の時も今までよりもほんの少しだけ気楽に話せるようになる。

本当に発達障害には成功体験が必要だなと思います。

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