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トラヤヌス
2022年3月2日 16:57
「もういいから、行きなさい。じゃあね。」そう言って、女は僕を学校へ送り出した。僕は、仕方ないのかと思ってた。どれだけいじめられていても、学校に行かなければいけないのか。僕は女と何処か見えない部分で食い違っている様だ。僕は、どうすれば良いのか分からない。朝起きると、女が僕を起こしに来る。もう起きているのに。コイツはしつこい。僕は女に、「学校に行きたくない」と言ってみると、女は僕を睨みつ
2022年3月1日 14:20
今日が最後と思いながら、僕は、教室に向かっていると、無駄に大きな声で話している生徒や、甲高い笑い声や、ダミ声が周りから、聞こえて来る。僕は、教室に入ると、クラブのようだった。とてもうるさかった。式が始まるのは、9:45。それまでに、なかなか時間がある。僕は、最前列(出席番号順)の席に座り、鞄から本を取り出し、読み始めた。僕が本に夢中になってると、何か異変を感じたから、辺りを見渡した。