3つの悔しかった出来事
私は普段、家族以外と接することがほぼない在宅ワーカーです。
だからなのか、ここ数ヶ月で、他人との間に感じる「様々な感情」にさらに敏感になっている気がします。
今回は、そんな中でも、
「悔しい」という感情が湧いた3つの出来事を振り返ってみます。
自分の中で消化するために書くという目的もあるのですが、「私も含め、皆さんもやっちゃってません?」という問題提起な側面もあります。
それは、私たちが日々持っている「フィルター」や「バイアス(偏見)」について。
といっても、人のよっては「被害妄想が激しすぎww」と笑われてしまうかも・・・。
でも、こんな風に感じる人もいるんだ~と、参考にしてもらえたら、私の感情も悔しがった甲斐があるってもんです。笑
①女は、機械が苦手?
まず、1つ目。
新しく買ったマウスが全然動かなかったので、販売店に相談しに行った時のことです。
受付してくれたのは、いかにもベテランそうなおじさん店員でした。
決して、悪い人ではなかったです。
でも、なんだか言葉の節々に、
「あなたの使い方が間違ってるんじゃない?」
「勘違いじゃない?」
という雰囲気が漂っていました。笑
私が症状を伝えるたびに、何かと反論をしてくるおじさん。
私:家にある新品の電池を入れても動かなくて・・・
店:新品でも時間が経ってるとダメなこともありますけどねぇ
私:レシーバーをPCに挿しても、何も反応しないんです。
店:それとマウスの電池は関係ないですけどねぇ
私:(私が勘違いして来てるって言いたいのか・・くそっ)
結果、マウスは不良品でした。
「交換しますね〜」と言いながら、若干バツが悪そうにしていた。
一方で、おじさん側に立つと、大手の家電量販店ということで、こういった相談は日常茶飯事なのだと思います。
もしかしたら、大半が、
使い方が間違っていた
説明書読んでない
みたいなパターンが多いのかもしれない。
難癖つけて、新品と交換を要求してくるクレーマーもいるのかもしれない。
あとは、世間的な感覚で、
そういうバイアスがかかっていた可能性はゼロじゃない。
私は他人の気分に影響されやすいし、「あぁ、私が女だったから、ああいう態度だったのかな」と感じてしまった。
最近、朝ドラ「虎に翼」をみている影響もあると思うけど、「見た目で判断される」っていうのを妙に感じてとってしまった出来事。
②忘れ物をする親は、いい加減?
もう1つは、こども園とのやりとりからです。
実はこのことについて、先日noteに「人に伝えるのって難しい」というタイトルで書いたのですが、ちょっと愚痴っぽくなってしまって。
見る人もいい気分にならないよな、と思って下書きに戻しました。
一体何があったのかというと、
簡単に言えば、
お盆中の持ち物やルール変更について、行き違い・勘違いがありました。
園としては、保護者へのお知らせ文などで何度も伝えているつもりだったそうです。
しかし、私はそのお知らせの内容を園側が意図するように理解できなかった。
結果、忘れ物をしてしまったり、やり方を間違えてしまったのでした。
起きたこととして仕方がないですし、私も疑問点について事前に聞いておけばよかった、と反省しています。
ただ、園から電話で指摘された時に、悔しかったんです。
「お知らせにも書いてあった通りですけど・・・」
という、いかにも読んでないでしょ?という言い方をされてしまって。
子供が園で不自由してほしくないという親心、先生たちの負担もできるだけ軽くしたいという気持ちから、お知らせ文にはしっかり目を通していました。
それでも正直、私には分かりにくかった。
そのトラブルがあった後、一連のお知らせを何回も読み返しました。
それでもやっぱり分かりにくいと感じたんです・・・。
(一応、主人にもみてもらったけど、同じ意見でした)
そんなことがあり、なんだかこれも、一種のバイアスなのかなって思いました。
例えば、こんな感じ。
あくまでも想像ですけど、こういう構図ができてしまうのも、きっと先生たちの今までの経験があったからだとは思う。
過去の経験というフィルターを通して見ると、そう決めつけてしまうのは仕方がないこと。
おそらく私のように、「じっくり読んでも間違うタイプの親」は珍しいのでしょう。笑
でも、「もしかしたら分かりにくかったのかもしれない」という視点を持って、一歩引いて考えてみてほしかった。
本心では思ってなくても、ちょっと寄り添って欲しかった・・・な。
そんな風に感じた出来事でした。
③病気になるのは、健康に気を遣ってないから?
最後は、前にも書いたことがある、ネットワークビジネスに勧誘してきた女の子の話。
私は1年ほど前から地元を離れ、夫の故郷で生活しています。
友達がいなくて寂しかった頃、ある20代の女の子と出会いました。
その子は、出会った時から「副業でア◯ウェイをしている」と言っていたので、「いずれ勧誘されるのかもしれないなー」とは思っていました。
でも、とても話しやすくて、お互いの身の上話で盛り上がったりして。
そのころは、私の夫がメンタルダウンで休職し始めたばかり。
彼女自身も、うつ病になりかけて前職を辞めたことなどを話してくれました。
きっと彼女の話に嘘はなかったと思いますし、私の話も聞いてくれて有り難い存在でした。
でも、ついに、「ア◯ウェイのサプリ」を紹介された時。
こんな風に言われたんです。
この言葉を聞いて、どうですか?
私は、悔しかったです。笑
というのも、どちらかといえば、私は「健康オタク」に近いくらい食べ物に気を使ったり、情報を収集してきたタイプ。
一時は、玄米菜食やヴィーガンなども実践していた時もありました。
ただ、あまりこだわりすぎると家族にも迷惑だし、添加物の多さなどに病んでしまうので、最近はゆるっと意識しています。
確かに、私の夫が病気になってしまったのは、食事が原因の1つなのかもしれません。(今はなんでも食べていますよ)
でも、出会って3回くらいの他人に、「病気になるのは栄養不足」とか「意識が足りない」なんて言われたら悔しいですよね?
ここでの彼女のバイアスは、
だったのでしょう。
というか、そういうふうに組織で教育されていたのかな。
もしかして、私の夫が病気になったのも、「ここがチャーンス!」とか思ってたのかもしれないと思うと悲しい。
彼女のことは、素直に好きでした。
でも、残念ながら、営業マンとしては、商談不成立。笑
あれから連絡ないけど、今頃、また誰かにセールスしてるのかな・・・・(遠い目)
最後に
思い込み、決めつけ、偏見、差別、固定観念などなど・・・。
きっと、日常でこういうことって溢れていますよね。
私も無意識のうちに、たくさん、たくさんしていると思います。
そういえば、私の親も、テレビで難病の子や障害の子を見るたびに、
「(健康であること)喜ばんなんね〜」
と言っていました。
でも、小さい頃から、私はその言葉に違和感がありました。
だって、
難病・障害があること=不幸な人生
って決めつけているように思えたから。
先日、新聞で、
という言葉を見つけました。
だから、生活=人生ではない。という意見でした。
確かに、最近の森永卓郎さんなどもみていても、
誰よりも使命感に燃えて、生き生きしているように見えます。
(随分痩せてしまったけど)
ちょっと話が逸れましたが、今回の3つの悔しい出来事。
私自身、
生きてきた中で作った勝手なフィルターで、物事や人を見ていないか?と意識するきっかけになりました。
自分というフィルターがあるのは仕方がないことです。
それが生きてきた証でもあり、
個性として良い影響を与えることもあると思います。
だけど、人を傷つける原因にはしたくない。
できるだけフラットな視点を持てるように。
相手に優しくあれるように。
そんな自分であれたらいいな・・・と考える、
意識低い系フリーランスの意識高めの気づきでした。笑
でも、やっぱりスッキリしないのはなぜだろう。
この記事も、消しちゃうかもしれません。。笑
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おしまい。
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